2005/01/19
大変興味深い記事を見つけた。
インターネット、コンピュータが発達し、津波の早期警報システムが構築されても、自然災害の説明に宗教を求める人は多い。
東南アジアで起きた津波は宗教的な意味を持つ神の行為である――キリスト教徒の半数、カトリック教徒の10分の1は、そう信じている。調査会社のGMIが1月19日、明らかにした。GMIによれば、「津波は神がもたらしたもの」と信じている比率は、キリスト教徒が最も高かったという。
全体の記事は、ココから。


昨年末に起きたスマトラ沖地震・大津波は神が創り出したモノと考えている人が多いと言う。現代に至るまでの発展のために、やりたい放題に地球を傷付け、汚染し続けてきた人類へ、神が警鐘を鳴らしたという意味なのだろうか。

宗教が絡むことなので、下手なことは言えないが、個人的には違和感がある。
地震だって科学的に解明されているはずだし、地震が起きれば津波が生じるのも日本では当たり前のことであり、科学的根拠もあるはずである。でも、「津波」という言葉が英語で「TSUNAMI」と日本語が使われるように、日本以外では認知度の低いこと。ましてや、タイでは「津波」に相当する単語はなく、ずっと「洪水」と報道していることにも、津波に対する知識が低いか分かる。

ここフィリピンでも「津波は神が造ったモノ」と言う人が多数いる。自然災害は、来てしまったら仕方のないことと考えている人が多い。

地震予知や津波警報の正確さに執着し、「むこう30年以内に東京にM7クラスの直下型の地震が発生する確率70%」といつ起きるか分からない地震にビクビクしながら暮らしている日本人。災害なんてのは神が造るものだからあがいても仕方ない、今を楽しく生きようと言うフィリピン人。どちらがいいのだろうか...。

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| ニュース | 2005/01/19 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
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