2006/04/03
ついに、任地を離れる日がやってきた。
正直、夜が明けて欲しくなかったなぁ。

11:45の便を予約していたのだが、荷物も相当多いので直接空港へ向かう予定でいた。
でも、先週オフィスに顔を出した時に、「フライトの前にオフィスに来て、空港まで見送りに行くから」と言われた。配属先のバンでオフィスから空港まで送ってくれるとのこと。


自分の気持ちとしても、やはり最後に同僚達に別れの挨拶をしたかったので、朝9時半に配属先に向かった。配属先を含め4つのオフィスを回って、「またセブに戻ってくるよ!」と約束をした。記念に集合写真を撮影。

別れの品を渡し、一人一人と握手を交わし、人によっては抱擁を交わす。
泣くことはなかったが、ちょっとヤバいなぁというところだった。
ちょっと日本人には慣れない抱擁の挨拶には弱いです...。


ガバメント・カー(政府機関の車)で、同僚6人と空港へ向かう。
ちょっとしたVIP待遇である。
仕事を放って見送りに来てくれるとは、本当に本当にありがたい限りだ。

空港で本当に最後の挨拶を交わす。
感謝の気持ちはいっぱいなのだが、こういう時に言葉が出てこない。
 「ありがとう
 「また必ず来るよ
しか、言えない。
同僚の二人の女の子、RoseとLotlotが泣きそうになっているのを見て、こっちもぐっと来てしまったが、ここで泣いてはいけないと思い(何故かそう思った)、こらえ切った。 我慢なんかせずに、泣いた方が良かったのだろうか...。


定刻通りにセブを出発。
13時にはマニラに到着した。


2年間(正確には1年11ヶ月)過ごした、任地・セブとのお別れ。

まだ、自身はフィリピンにいることもあり、そんなに感慨に耽るようなことはないが、これが日本に帰国したら懐かしく感じることだろう。


さようなら、セブ
ありがとう、セブ



日本への帰国まで、あと1週間。

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