2007/11/13
【2007/9/5 (Wed) タンザニア旅行6日目】
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朝7時前に起床。
本当に旅の間は、早寝早起きという健康な生活をしている。
肌寒い中、軽い朝食をとって、荷造りをする。

前日までと同様、8時にホテル前でドライバーのダックと待ち合わせ。
時間さえあれば、もっともっと滞在したかった「Ngorongoro Wild Life Lodge」を出発する。

標高2,400mという高地に位置するために寒い上に、霧に覆われ景色はほとんど見えない。朝早くて眠いし、景色も見えないので、車内でうとうとしてた。すると、ダックが急に速度を落とし、興奮した様子で何か言っている。何ごとだと前を見ると、サファリカーが数台集まっており、皆の視線の先に目をやると、何と大きい雄ライオンが道のど真ん中を歩いていた。一気に目が覚め、カメラを構える。さすが、百獣の王と言われるライオン、人間なんてまったく気にする様子もなく、車のすぐ脇を通り抜けていった。それにしても至近距離で見る雄ライオンは大きく迫力満点だ。こんなのに捕まったら、人間なんてなす術なく食べられてしまうだろう。


突然と姿を現した雄ライオン

まさか、サファリ最終日に、しかも路上でライオンと出くわすとは思わなかった。

その後は、動物が出現することは特になく、ひたすら3日前に通った道を戻ることになる。ンゴロンゴロ自然保護区の受付を抜け、アルーシャに向けて移動。


移動中の町の風景


アルーシャ市内はけっこう交通量が多い

11時前にアルーシャ市内に到着した。
街にある郵便局で昨晩書いた絵葉書を日本に送る。
タンザニアから一体どのくらいで日本に届くのだろうか。
 (→実際にはたった10日間で日本に届いたらしい)

昼時になっため、現地の食堂で昼食をとることにした。
コータが先頭に立って探してくれるのだが、タンザニアの昼食は14時頃というのが一般的らしく12時前に食事ができるところがほとんどない。幾つも食堂に入ってはみるが、まだ調理すらしていないところばかりだった。仕方ないので、これから作ってくれるという食堂で待つことにする。

コータが頼んでくれたのは、現地料理である牛肉の炭火焼とチプシ・ナ・マヤイ。
この「チプシ・ナ・マヤイ」というのはコータのお勧めで、フライドポテトの卵とじのことである。コータが最高に旨くて、毎日これを食べていると言っているから、どんな料理かと思いきや、油っこいポテトの卵とじ。しかも、ケチャップを溢れんばかりにかけるのだ。確かに不味くはないが、最後の方は飽きてしまった。これが最高に旨いとは、隊員は舌の感触が落ちてしまうのだろう。


昼食をとったアルーシャ市内の現地食堂


キリマンジャロ国際空港に向かう途中の景色

昼食後は、そのまま空港に向かう。
天気がよければ、キリマンジャロが見える展望台に寄る予定だったのだが、曇っていて明らかに山の上の部分が見えなかったので、空港に直行することになった。残念...。

どこにも寄らなかったため、出発2時間も前に空港に到着。
4日間も行動をともにしたダックと別れを告げた。ドライバーには4日分のチップを渡すように旅行会社から言われており、幾ら支払うか悩んだ末、50000シリングを手渡した。

一度搭乗手続くを済ませたら、外に出られないので、本を読んだりしながら時間をつぶす。

そして、15:40にキリマンジャロ空港を出発。
所要時間は50分。あっという間にザンジバル島に到着した。
海がキレイで、世界遺産に指定されているストーンタウンのある島・ザンジバル島(Zanzibar island)


キリマンジャロ国際空港にて、これから飛行機で移動する


ザンジバル島の上空にて1


ザンジバル島の上空にて2

16:30にザンジバル空港に到着。
預けた荷物は人の手で手渡されるシステムのようだ。

空港を出ると、観光客目当てのタクシーのドライバーがたくさんいる。
島のポイント毎に料金が設定されているようで、料金表のような紙を提示してくるのだが、そこは協力隊員。何とか安く行ってくれるドライバーを見付けてくれて(強引に)、約45分離れているパジェという村に向かった。

 
ザンジバル空港で捕まえたら超レトロなタクシー


ザンジバル空港からの移動途中の光景(下校中の小学生)


ザンジバル空港からの移動途中の光景(とある店)

向かったのは、「Paradise Beach Bungalows」。
なんと、ここタンザニアはザンジバル島で、日本人女性が経営するロッジなのだ。
このオーバーが三浦さんと言って、ザンジバル島では最も有名な日本人らしく、誰もが名前を知っていたし。日本人である我々を見て、「三浦さんの所か?」と声を掛けてくるほどだ。

コテージタイプの宿泊施設で、ビーチ沿いに15つほどのコテージが建ち並んでいる。スタッフはもちろんタンザニア人ばかりだが、三浦さんが教育したため、しっかりした対応をしてくれる。片言の日本語を話すスタッフもいて、何だか不思議な感じがした。

日本人観光客もおり、自分達以外に女性3人組と男性一人がいた。
こんな日本から遠く離れたタンザニアという地で、隊員以外の日本人に会うとは思っていなかった。


宿泊した「Paradise Beach Bungalows」のビーチ


宿泊した「Paradise Beach Bungalows」の外観

到着したのが18時を過ぎていたため、コテージ内で休んだ。

そして、今日の夕飯はなんと日本食。
コータの情報によると寿司や刺身が食べられるそうなのだが(もちろん高額)、今日は出していないらしく、前菜の天ぷらとカツ丼を食べることにした。なかなか旨かった。タンザニアで日本食を食べることになるのも、また不思議な感覚だった。


夕食はなんと日本食!

夜はビーチの前に出て、星の明かりしか見えず、波の音しか聞こえない中、ビーチイスに寝っ転がりながら、ビールを飲んだ。 本当に静かで穏やかで平和な時間。闇に吸い込まれそうなゆったりとしたひと時を過ごす。



【タンザニア旅行記】
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 ●タンザニア旅行記 1日目
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 ●タンザニア旅行記 5日目

【関連エントリ】
 ●アフリカ大陸へ旅行
 ●アフリカへの航空券
 ●タンザニア行き決定!
 ●タンザニアまで1週間
 ●タンザニアビザ取得
 ●タンザニア旅行の直前準備
 ●アフリカのイメージ
 ●コータとタンザニア隊員

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| トラベル | 2007/11/13 11:59 PM | comments (2) | trackback (0) |
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