2007/04/09
フィリピンから帰国した日から満1年が経過した。

2004年4月10日から2006年4月9日までの青年海外協力隊員としての2年間の任期を満了し、日本に帰国してからちょうど1年が経つ。


もう、あれからかなりの年月が経過しように錯覚することがあるが、まだ1年間しか経っていない。日本で一通りのイベントを一応味わったことになる。復職して仕事をするにも、秋や冬を迎えるのにも、正月を過ごすにも、どこかに行くにも、その度に「久しぶりだ」とか「何年ぶりの○○」とか考えていたものが、これからはそうは感じなくなるのだろう。

帰国直後にこんなこと(以下参照)を書いていた。
帰国後の1週間
 ●電車に乗るのにあたふたし、
 ●全てのモノが高く感じてコンビニでも何も買えず、
 ●コンビニやレストランの店員の対応が本当に素晴らしく、
 ●そのため、ついついチップをあげたくなってしまい、
 ●新しい札に載っている知らない顔にいつも違和感を抱いてしまい、
 ●お湯シャワーが勢い良く出るだけで小感動し、
 ●トイレが勢い良く流れるだけで大感動し、
 ●トイレのウォシュレットが気持ちよくて10分居座ってしまい、
 ●水道水が飲めてしまうこと驚き、
 ●皆が日本語を話しているだけで嬉しくなり、
 ●でも、それは自分の独り言を全員が理解できるということであり、
 ●皆が色白なのがちょっと不思議に感じる
毎日でした。
こんな経験ができたのも異文化を経験したからであろう。
今となっては・・・自分でもちょっと信じられないくらいだが、その時は本当にそう感じていた。


人にも依ると思うが、任期の2年を自分はこう感じている。
様々なことを体験し、刺激的な生活を送り、つらい時もあったけど全般的には楽しかった2年間は、自分の中で時間が空洞化している。何となく言葉では表現しづらいのだが、フィリピンにいた2年間の記憶が、日本での記憶と別モノに感じるのだ。脳の中に2種類の記憶があり、それを別個に管理している感じ、これらは自ら融合しないと離れている記憶のような錯覚に陥る。余計分からなくなったかな・・・記憶の中にもう一人の自分が居て、もう一人の自分がフィリピンで活動してきたように感じることがある。

それだけ、この帰国後の1年で、何もかもが戻った(ように思う)。
嬉しいことなのか、残念なことなのか...。


帰国して1年。
そろそろ、セブにバリック・バーヤン(里帰り)してもいい頃だ。
旅行者としてセブを訪ねるには、任期終了後から最低1年間は空けたいと思っていた。

できれば夏前、それが無理なら年内にはセブを訪問したいなぁ。


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| 帰国後 | 2007/04/09 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
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