AI3 Meeting始まる
2004/10/05
今日から4日間、セブで「AI3 2004 Autumn Meeting」で開催される。 AI3とは、“Asian Internet Interconnection Initiatives”のことで、アジア各国の専門機関で組織された協会のこと。自分の配属先も加盟しており、今回のミーティングがセブシティで開催されるということで、ホストという役割になっている。 日本からは慶応大学、奈良先端科学技術大学院大学と専門機関が参加し、フィリピンはもちろん、インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・シンガポール・タイ・ベトナムからの参加があり、とても国際的なミーティング。AI3は日本がリーダー的役割を担っているため、日本人の多さが目立っていた。それだけで、少し嬉しかった。今日は、SOI-Asia(School on Internet-Asia)に加盟している各国の大学が、それぞれの大学の概要、ネットワーク環境や今後プロジェクトについてプレゼンを行い、質疑応答する形になった。なかなか興味深く、真剣に聞き入ったが、永遠と英語のプレゼンを聞いているとやっぱり眠くなる…。 ディナーは、会食という形で各国の参加メンバが一同に集まり、歓談や情報交換を行った。本日一番の目玉は、日本では「インターネットの父」と呼ばれている慶応大学教授の村井純氏(どんなにすごい方かはこちらのページに詳しく載ってます)の登場。会場全体が拍手喝采。 実は、村井氏のことはあまり(というかほとんど)知らなかったのだが、会食に参加する直前にオフィスでネット検索してみた。すると引っ掛かるわ引っ掛かるわ。IT業界に居ながらにして、なぜこれまでこのような方の名前を聞いたことがなかったんだろうと思いながら、一通り事前にどのような方なのかを頭に入れた。読めば読むほど、凄い方ということが分かった。そして、夕食会では、周りのフィリピン人に「日本のドクター・ムライはどんな人か?」と待ってましたとばかりに聞かれ、直前に調べておいた内容を、あたかも前々から知っていたかのように答えた(笑)。 配属先の同僚達は村井氏が「Father of Internet」ということを知っていたらしく、もう大統領に接するかのように、握手を求めたり名刺を渡したり、一人ずつ記念撮影をしてもらったり...。その雰囲気に乗じて、自分も写真を一緒に撮ってもらった。 日本にいたらまず会えないような偉大な方に、フィリピンで会えるのだから不思議なものである。 [写真(左):AI3 2004 Autumn Meetingの様子] [写真(右):Dinner(会食)では村井氏の掛け声で「乾杯!」]< |