地震に過敏
2005/02/07
土曜日の夜のこと。
ドマゲッティの海岸通り(Rizal Blvd.)沿いの、ディスコを併設しているお洒落なレストランで、隊員10名で夕食をとっていた。外のテラス席で酒を呑みながら...。 23時頃だろうか、H隊員の携帯に着電。 何か、話している雰囲気がただ事ではない気がする。 H隊員「今、日本からの電話で、フィリピンで大きな地震が起きたみたい」 一同 :固まる どうも、日本でニュース速報が流れたらしく、身内を心配して電話を掛けてきたらしい。でも、揺れは感じなかったし、地震が起きたなんて言っている人はレストランを見回しても誰もいない。今のところ、JICAからの緊急連絡もない。 でも、ここで皆の頭にスマトラ地震がよぎる。 「津波は大丈夫か?」 「ここ、海の目の前だよ…」 「すぐそこにネットカフェがあるから、TK、調べてきて!」 ということで、何人かの視線が自分に集まっていたので、ネットカフェに向かう。色々なページを探しても、すぐに情報は拾えなかったが、10分後にようやくココを見付けた。マグニチュード7.1・・・けっこうな規模の地震のはずだ。緯度5.4度と、赤道に近いかなり南のはずなのに、この時に表示されていた簡易地図ではセブ島とルソン島の中間あたりに×印があった。でも、それ以上の情報を得る手段はなかった。 結局、何の被害もなかったようだった。 でも、さすがに去年末の衝撃的な地震・津波の直後だけに、皆が地震に過敏になっている。 |