Free Dental Clinic二日目
2005/02/11
KADVOが活動する無料歯科クリニックの二日目。今日もオフィスを休んで活動に参加。
今朝はKADVOのご好意で、団員が宿泊しているMarriott Hotelの朝食を食べさせてもらった。けっこう近い所に住んでいるのに、一回も入ったことのなかったMarriott Hotelでバイキング!こんなもの滅多に食べられない隊員達、悶絶。 美味しい朝食で腹も満たされ、昨日と同じ小学校へ移動する。 昨日の最初の頃は、抜歯室に入るのが億劫だった。学校の教室の椅子(日本のように寝てではない)に座って麻酔を打ち、歯を抜かれる...横で抜歯される子を見て不安そうな顔をする子供、抜かれた自分の歯を見て不思議そうな顔をする子供、麻酔を見ただけで泣き出してしまうのを大人3人掛かりで羽交い締めにされる子供。歯医者が苦手でそれを見るのが嫌で、協力隊合格後に親知らずを2本抜いた時の痛みを思い出しりしてしまった。でも、何十人・何百人という抜歯の光景を見ているうちに慣れてしまった。 予定より遅れて16:30に終了。 何と、二日間で1,550人の治療を行ったらしい。 日本から持ち込んだ数々の機具・機材を片付けて、子供達に見送られる中、小学校を後にした。「あの子供達の笑顔を見ていると、来て良かったと思う。来年も来たいな。」という一人の歯医者さんが発した言葉が全てを物語っていると思う。 夜は、ゴルフ場内の施設で豪華夕食会。 何人かの歯医者さんと話すことができた。隊員が感じるフィリピンの実情をこちらが話し、日本の歯科事情や今回の活動のことなどを聞かせてもらった。正直、日本の歯医者さんに対して固定概念を抱いていたが、そういった安易で自分勝手な考えが変わった二日間だったように思う。 人の役に立つこと、人を喜ばすことの醍醐味を微力ながら味わせてもらった。来年の2月も機会があればぜひ参加させてもらいたい。 [写真(左):消毒済の機具は紙皿の上に] [写真(右):いつも笑顔で元気な小学生] |