配属先からお小遣い
2005/03/11
今日は午後に2つのミーティング。
12:30から昼食を食べながら始め、休憩を挟み、終わったのが17時近かった。 ひたすら聞く側になっていたが、かなり疲れた。 発言者に依って、英語だったり、セブアノ語だったり、両方の言葉をごちゃまぜに使ったりする。セブアノ語が分からないルソン島から来た人が入ると、これにタガログ語も含まれる。もう、こんな状態だと自分が口を出せる雰囲気ではなくなってしまう。皆の発言を聞くことに相当の体力を使う。そして、途中から聞くのを諦めて眠くなるのがいつものパターン...。 赴任当初は気を遣ってくれて、英語だけでミーティングが行われていたが、それも1ヶ月ほどしか続かなかった。いくら皆が英語が話せても母国語の方が楽なんだろう。自分だって、もしも仮に英語がペラペラになったとしても、日本人と話すときは日本語だろうし。そういうこともこっちで分かっているから、今更英語でミーティングを行ってくれ、とは言えない。 さて、帰り際に急に呼び出された。 以前まで携わっていたプロジェクトが終わったので、謝礼金を払うから受け取ってくれとのこと。 もちろん、自身の身分はボランティアであり「お金は受け取れない」と何度も言ったのだが、「これはサラリーじゃなく、オナレリウムだ」と言う。“オナレリウム”?意味が分からない。辞書を取り出し、調べてみると“honorarium:謝礼金”と出ている。「謝礼金であっても受け取れない」と連呼したのだが、これはうちの配属先の慣例らしく、プロジェクトが終わるとその貢献度によって謝礼金という形で一時金が出るらしい。「受け取ってくれないと困る」とまで言われたので、P750を受け取った。 どうもよく分からないが、給料ではないし、感謝の意と言うのだから良かったのだろうか。日本でこんな謝礼金が出たらウハウハで、その日のうちに呑んで使ってしまうだろうが、今日受け取った謝礼金は大事にとっておこう。 |