Open Source Conference
2005/03/14
今日から2日間、「Open Source Conference “Free Sortware : Concepts and Solutions”」が開催される。うちの配属先も主催側になっているため、運営の手伝いと見学を兼ねて参加することになった。
会場は、最近セミナーのたびに行っているサンカルロス大学。 このカンファレンスの主旨は、「Open Source、つまりLinuxをフィリピンに普及させよう!」というもので、これまで何度も主催者間でミーティングを行い事前準備をしてきたようだ。 会場は最大200名のホールなのだが、2日間の参加費がP1,500と高いため、心配していた通り会場はガラガラだった。一体何のためのカンファレンスなのだろうか...自己満足のためのもの?とも思ってしまうような雰囲気。普及活動の一環であるなら、料金の壁を低くして沢山の人に参加してもらうべきではなかろうか。 セミナーの内容は省略。 今回、このセミナーに合わせてサンカルロス大学のComputer Science学科の学生達が、研究や実験の成果を各ブースに分けて披露していた。セミナーよりも、こっちの方に興味が行ってしまい、いくつかのブースを周り学生達に色々尋ねてみた。 まずは、AI(Airtificial Intelligence)と呼ばれる人工知能。 説明を聞きいたけれど、専門的過ぎてよく理解できなかった。 カメラに映る人間の行動を記憶し、それを元に推測して学習させることだとか…。 次は、人の動きに合わせて人形を動かす作品。 カメラに映る人の動きに合わせて手と首が動く。なかなか面白かった。何で書いたのか聞くと、VB(Visual Basic)で作ったらしい。こういうのは初めて見たな。 その次は、スプリンクラーを使って植木に水をまく作品。 これにもカメラが使われており、スプリンクラーの先にカメラが装着されている。そこに映る画像と予め記憶させた画像させている画像と照合し、その成長具合によってまく水の分量を算出し、水を放出する、と言っていたような気がする。こちらも、VB(Visual Basic)で作られている。 さすがサンカルロス大学の学生。 優秀である。 作品だけを見ると夏休みの自由研究みたいだが、プログラムによりそれぞれを作っているということ知ると、その大変さが分かる。今回は、カンファレンスより、これら学生の成果品を見ることができたのが良かった。 明日は二日目。 |