50% & 50%
2005/05/09
デジカメは故障したまま。
何とかならないかと週末に写真屋を訪ね歩いたり、色々な人に聞いてみた。 しかし、ショッピングモール内や街にあるほとんどの写真屋は、現像や撮影だけを取り扱う店。修理に対応してくれる店も若干数あったが、デジカメは無理のところ多く、日本製に限っては無条件で断れる始末...。 何軒か回ったところで、ある店の店員からKONICAの店を紹介された。この店なら直してくれるかもしれないと。意外にも家から近く、祈るような気持ちで尋ねてみると、「今日は日曜日だから技術者は不在だけれど、どんな機種でも直せる」と言う。 希望の光が差し込まれた気がした。 そして今日、再び訪問。 技術者を紹介してもらう。 TK 「日本製のデジカメの修理をお願いしたいのだけど。」 技 「どんな機種でも直せるよ。」 TK 「FujiFilmのFinePixも直せる?」 技 「ノー・プロブレム」 そこで、デジカメを取り出し、故障箇所の説明した。 TK 「直る?」 技 「直るよ。でも、50% & 50%だな。」 TK 「はっ?!今、どんな機種でも直せるって言わなかったっけ?」 技 「一度レンズを外すことになるから、50%の確率。」 自信満々にこんなことを言う。 こっちの方が立場が弱いのを分かっている。 悔しい...。 TK 「残りの50%は?」 技 「壊れて、より重症になるだろう。」 しばし考える。 他に手段がないしなぁ。 すると、 技 「オレに賭けてみないか?ギャンブルみたいなモンさ。」 TK 「・・・」 高価なデジカメの復活率が5割で、失敗した場合はもう諦めるしかない状況でギャンブルしてみろだと?こんなこと言われたらブチ切れてもいいのだが、何ともこのピノイ技術者が憎めない奴で、その笑顔を見てるとギャンブルしてみたくなってきた。どうせ諦めかけていたモノだし、一か八かあんたに賭けてみよう。 「よし、ノった!」と預けてしまった。 結果は、水曜日。 ダイジョウブかよ、ホントに。 |