2005/06/26
昨日、結婚式に参加した。

フィリピンでは初めての経験。

友人のJoepeが招待状を送ってくれた(3日前に)。
奥さんも何度か会ったことがあるのだが、二人は結婚していると思っていた。


会場は家からそう遠くない教会。
事前に同僚に場所を確認しておいたのだが、それが大ウソ
ジプニーで言われた目印の場所で降りても、それらしき教会が見当たらない。どこなんだろうと、その辺のおじちゃんに聞いたところ、全然違う場所らしい…。おじちゃんに場所を教えてもらい、さらに親切なことに、ジプニーの運ちゃんに「こいつを○○教会で降ろしてくれ」と伝えておいてくれた。


午後3時開始だったのが、20分遅刻。
会場に到着すると、式は既に始まっている。




前の方に席を見付け、静かに着席。
途中からだったのでよく分からなかったが、ずっと式の様子を見ていた。
神父さんの語りが長い。また、新郎新婦の誓いの言葉や歌の都度、立ったり座ったり祈りの体勢に入ったり手を繋いだりさせられる。何となく落ち着かなかったな。



その後は、誓いのキスと写真撮影。
そういえば、指輪の交換がなかった気がする(見えなかっただけだろうか)。

小さな子供まで正装し、厳かな式でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜はレストランに場所を移し、披露宴。

レチョン(豚の丸焼き)2体に豪華な食事。
ただ、不思議なことにアルコールは一切なし。

日本のそれと同じような雰囲気である。

二人の思い出の写真を上映し、新郎側両親と新婦側両親のスピーチ。新婦の父親が号泣する一幕も。さらに、新郎新婦のスピーチ。新婦は感極まって言葉にならず、それを新郎のJoepeが励ましている姿には皆が感動していた。
とってもいいカップル。

ケーキカットにブーケ投げも日本と同じ。
そして、ディスコ音楽がかかり会場はディスコと化した。


ここからが驚き、というか唖然のシーン。

女性は新郎に、男性は新婦と1:1で踊り、30秒程踊ったら次の人に変わるのだが、この時に何かしている。新郎と新婦の服(ウェディングドレス)に何かを取り付けているようなのだ。
その時、
△△さん、$100! まいど!
××さん、P2000! まいど!
と言う、アナウンスが耳に入った

そう、この踊っている時に、ドル札やペソ札をピンで服に留めているのだ。何というえげつない行為だ...と思ったが、これは日本で言う“御祝儀”。封筒に入れて渡すか、現金をそのまま渡すかの違いである。しかも、こういう形だと、見栄っ張りのフィリピン人は高額を出すのだそうだ。何たって、自分の祝儀金の額が放送されちゃうんだからね。


札にまみれ、ご機嫌の新郎新婦

何とも面白いフィリピンの結婚式。

新郎新婦は終始幸せそうでした。
Joepeよ、お幸せに!

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| セブ生活 | 2005/06/26 11:59 PM | comments (5) | trackback (0) |
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