デング熱警報
2005/08/03
デング熱が、セブ近郊で蔓延している。
先週、ついに関連政府から注意喚起がされた。 保健省中部ビサヤ地方の担当者は、セブ州など中部ビサヤ地方でデング熱の発生が増えていることに警戒感を表明した。 既に1000件以上。 死亡者もかなり出ている。 しかもビサヤ地域だけでこれだけの件数ということは、フィリピン全土では? デング熱(Dengue fever)とは、デングウィルスに感染したシマ蚊に刺されることにより起こる。突然の高熱で発症、5〜7日間保持し、身体の痛みや赤い小さな発疹がでるのが特徴。重症化し、デング出血熱となると死に至ることもある。 この病気にはワクチンというのがない。 予防策は蚊を媒介して感染する病気のため、「蚊に刺されない」こと。 とは言っても、今は雨季のため蚊は多い。特に職場に多い。 オフィスの敷地内に、日陰があり水たまりが出来やすいため、蚊が増殖しているのだろう。 暑いので皮膚を隠すこと、つまり長袖を着ることは無理だが、虫除けスプレーは家にも職場にも置いてある。虫除けを付けてはいるが、それでも1日に数カ所は刺されるのである。もうこうなったら感染するもしないも運次第だろうと思う。 そう思っている矢先に、同僚がデング熱に感染しちゃいました。 先週から体調を壊し、週末に病院に行ったら「デング熱」と診断されたらしい。だから、上の集計結果には入っていない。入院の必要はないと言うが、40度近くまで熱が上がっているため、月曜から休んでいる。 大丈夫だろうか、心配。 人から人への感染はないが、やはりオフィスの蚊どもはやっつけないといけないな。 |