ミンダナオ島の事件
2005/12/20
フィリピン国家警察は20日、同国南部ミンダナオ島の南ダバオ州マララグで、大阪府出身の旅行者沢田靖亮さん(25)とみられる遺体が見つかったことを明 らかにした。国家警察は殺人事件として捜査を開始した。マニラの日本大使館は日本から沢田さんの写真を取り寄せるなどして確認を急いでいる。現場は、今年5月に元日本兵関連のニュースで日本のマスコミが大挙して押し寄せたジェネラルサントス市から60km程離れた所である。 何故、ミンダナオ島のこの地域に行ったのだろうか。 そして、どうして未明に外出してしまったのだろうか。 この地域は外務省発令の危険情報では、「渡航の是非を検討してください」となっている。ミンダナオ地域はアブサヤフの活動拠点として知られ、フィリピンの他の地域と比べて危険度は高い。我々協力隊は渡航ができない“危険な”地域となっている。フィリピン人でさえ恐れるこの地域に、日本人が、夜間帯に、単独で外出するのは無謀極まりない。 詳しいことはまだ分かっていないらしい。 外務省や日本大使館も警告していた地域における事件、やはり海外での自己の安全は自分で責任を持つしかないのだろう。 |