訓練開始から2年
2006/01/08
1月8日。
ちょうど2年前の2004年1月8日、平成15年度3次隊・青年海外協力隊候補生の79日間に及ぶ派遣前訓練が二本松訓練所(NTC)で開始された日だ。80%の期待と20%の不安を抱いて、埼玉から銀世界の福島県は二本松に降り立ったものだ。 あれから、もう2年か。 遠い遠い過去のことにように感じる。 2年前の訓練日記を一部読み返してみたが、本当に懐かしい。 あの訓練所で過ごした79日間が夢だったのではないかと思う時もある。 あの時思い描いていた今の隊員の生活・活動とはかなりギャップがあるな、と思う。 今は、平成17年度3次隊が訓練中である。 そして、この訓練に友人のコータが参加している。 コータは大学のサークルの後輩で、社会人になってからはお互いの共通の趣味であるツーリングで北海道・東北・九州などを一緒に旅を共有した。彼はいわきにいたのだが、それでも頻繁に会い、よく一緒にべろべろになるまで呑んだものだ。 協力隊に参加してからは、去年の3月にセブを訪問してくれたり、メールを出し合っていた。そして、この途上国フィリピンへの訪問が発端となり、彼は協力隊への参加を決意する。思い立ってからの行動開始が実に早かった。 そして、見事合格。 理数科教師としてタンザニア連合共和国に派遣されることになった。 平成17年度3次隊であるコータは、平成15年度3次隊の帰国前に日本から任国へ旅立ってしまうため、日本では合計4年も会えないことにある。いまだに、彼が今現在、あの訓練所で訓練生活をしていることが想像できない。 コータから送れてきたNTCの写真、雪積もってる! そして、半強制的にブログを開始させた。 ●「Wanna be a Tanzanian !!」 マメな方ではないので、なかなか更新されないだろうが、コータの感じたことがコータの視点や言葉で語られることだろう。訓練の様子・タンザニアでの活動の様子がこのブログに公開されることを楽しみにしている。 時間のある方は、見てやってください。 自分の活動はうまくいっているのか良く分からないし、成果も思っていた以上のモノは残せないが、自分の影響でこうやって国際協力に関心を持ち、さらに協力隊に参加してくれる人がいる。また、自分がフィリピンにいることにより、この国に興味を持ってくれる人もいる。 勿論これが本来の目的ではないが、このような影響を及ぼすだけでも協力隊に参加した甲斐があったのかなと思う。 |