APTプロジェクト
2006/02/05
来週、APTが実施しているプロジェクトに参加する。
APTとは、Asia-Pacific Telecommunity(アジア・太平洋電気通信共同体)のことで、アジア・太平洋地域における電気通信の均衡した発展を目的として設立された機関である。研修やセミナーを通じた人材育成、標準化や無線通信などの地域的政策調整及び地域的な電気通信問題の解決等を行っている。 「APT ICT Development Programme for Supporting ICT Pilot Project in Rural Areas」というプロジェクトがセブ島の北に位置するバンタヤン島で行われる。 バンタヤン島にワイヤレスLANを設置しよう、というプロジェクト。 2つの町役場や高校などをLANで結び、マニラにあるフィリピン大学との遠隔授業(e-learning)を実施する。"Pilot Project"ということで、まだ実証実験段階に過ぎないと思うが、個人的に興味があったので、このプロジェクトに関わっているJICAの専門家に連絡を取り、見学・お手伝いをさせていただくことになった。 このプロジェクトは、KDDIと早稲田大学による主導で行われる。 そして、今日は日本からこのプロジェクトのメンバーであるKDDIの方と早稲田大学院生(フィリピンからの留学生)がセブに到着する日で、夕食を兼ねてミーティングを行うことになった。 早稲田の院生は2人とも2年間日本に滞在しているので、ある程度日本語が分かる。お互いに自己紹介をし、今後のスケジュールを確認した。プロジェクトメンバーは8日からバンタヤン島に入ると言うが、我々JOCVのコンピュータ技術隊員は来週からバンタヤン島入りしようと思っている。それでも、1週間以上の滞在となる。 小さな島にワイヤレスLANが敷かれる過程を、ぜひこの目で見てみたい。 夕食で久々にシシグを食べた。 でも、これにアたったのかどうか分からないが、帰宅と同時に激しい腹痛を寒気に襲われ...。 |