2006/03/03
比全土に発令された非常事態宣言が本日解除された。
比、非常事態宣言を解除 宣言から1週間ぶり
 フィリピンのアロヨ大統領は3日午前11時半、テレビ演説で非常事態宣言の解除を発表した。大統領は2月24日に軍の一部のクーデター計画が発覚したとして宣言に踏み切ったが、1週間で正常化に向かうことになった。
 大統領は解除の理由について「治安当局の分析によれば、宣言した時にあった深刻な脅威はこの1週間で封じ込めることができた」と説明。「今後も監視は続ける」と強調し、反政府の動きを締め付ける姿勢を示した。
1週間ぶりに非常事態宣言が解除
しかし、マニラではなく地方都市にいるため、国内がそんなに緊迫した状況にあるという実感はあまりなかった。マニラでも数日間は学校が休校になったらしいが、人々の暮らしは普段通りだったらしい。フィリピンの、マニラの、さらにそこの一部だけが緊迫していたように思う。


一体、今回の非常事態宣言は何だったのだろう。

メディアを利用した単なる茶番だったのか。
アロヨ大統領はこの宣言によって、まだフィリピンの実権が自分にあることを強調し、政府が強行的手段を講じやすいようにしただけではないのか。実際に、非常事態を宣言すると、警察や軍は令状なしの逮捕や拘束・捜索を行うことができる。

フィリピン国民の政治に対する不信感に変わりはない。
2010年までが任期であるアロヨ大統領、きちんと任期を全うすることができるのだろうか。
 

結局、今回の一件で、政府が緊急に対応しなければいけない「レイテ島の地滑り」の捜索と復旧は二の次になっている。それより、もう過去の事件のように取り扱われている気もする。アロヨ大統領が現地を視察した際に、“全員を見つけるまで捜索活動は続ける”と宣言したらしいが、口だけで実行していないじゃん。

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| ニュース | 2006/03/03 11:59 PM | comments (2) | trackback (0) |
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