クールビズ
2006/06/29
CO2削減、そして地球温暖化の予防施策「チーム・マイナス6%」活動の一環として、昨年から日本では「COOLBIZ(クールビズ)」が導入されている。
去年のことは知らないので、半信半疑だったが、本当に実行されている。 元々、ビジネス・カジュアルを実施している企業には特に変化はないと思うが、それまでスーツ・Yシャツ・ネクタイが慣例だった日本の大部分の企業にとっては、かなりの大革命だと思う。 うちの会社も夏の期間(6月1日〜9月30日)だけ、導入している。 ポロシャツやジーンズ・チノパンはNGだが、“社員として、品位を保ちつつ個々人の常識とセンスに基づきクールビスを実践する”という周知がされている。何だか堅苦しい、本当に推奨しているんだか分からない制度だが、とりあえずは「ノーネクタイ」そして「上着なし」が認められた。 クールビズが始まって約1ヶ月。 見渡す限り、社内でこの制度がそれほど浸透していないように感じる。 正確な数値は分からないが、8割近い社員が「クールビズ」を導入していない。実施の可否は個人の自由だが、一部の人だけが実施しただけじゃ、地球環境への対策にはならないであろう。これから、7月・8月と酷暑の季節になれば状況は変わっていくのだろうか。 やはり、ずーっと続いてきた日本の悪しき文化(伝統)は、そう簡単に変えられないのだろうか...。または、人と違うことをすると叩かれるかもしれないという社会の風習が、そういうことを躊躇させてしまうのか...。 そんな中、自分はと言うと・・・, 地球環境どうのこうのってよりは、スーツを着るスタイルに慣れていなかったこともあり、今月は一度もネクタイを締めずに来ている。上着も着ない日が多い。担当内では自分を含めて1,2名しかいない。浮き気味なのも事実だ。でも、制度があり、当然この方が楽、さらに環境にもやさしいのだから、夏の間は何を言われようと続けようと決めている。 こうなったら、4ヶ月間ノータイで通そう。 人によっては、ノータイはだらしがないという人も言う。 でも、それは着こなし方で何とでもなると個人的には思うんだが。 特に今日みたいに30度を超すような日に、スーツなんか着てられない。 スーツを着ている人を見るだけで、こっちが暑苦しくなる。「クールビズ」って、そういう見た目の涼しさ的効果もあるのかもしれない。 と言うか、暑い暑いと感じるが、フィリピンの方が確実に暑かった。 |