セブ島囚人がアルゴリズム行進
2006/10/31
NHKの「ピタゴラスイッチ」という子供向けの番組の“アルゴリズム行進”という体操を知っているだろうか。
子供を持つ大学時代の先輩から「これ、何?」というようなメールが届いた。 セブの囚人がこのアルゴリズム行進を大人数でやっているのだ。 衝撃の映像をご覧あれ。 本当に、目が点になります...。 色々調べてみたところ、ここは今年の4月まで自分が住んでいたセブ島セブ市にある施設で、Cebu Provincial Detention and Rehabilitation Center(CPDRC)というらしい。つまり、囚人の拘留更正施設である。山の中にあり、いつ行ったか思い出せないが、フィリピン人の同僚と近くを通った際に「この近くに鑑別所がある」と教えてもらったことがある。 受刑者の更正プログラムとして、この「アルゴリズム行進」を採用したのか。 笑ってしまいそうになるけれど、これは真面目なプログラムなのだろう。それにしても、何故この「アルゴリズム行進」がフィリピンはセブの、しかも刑務所に伝わったのだろうか。しかも、アナウンスでも言っているが、967人の囚人たちによるアルゴリズム行進は、世界記録とのこと。この子供向けの面白いメロディーに合わせて、これだけの人数が真剣に踊っているところが衝撃である。 この囚人たちが着ている衣装に書かれている「P」という文字も気になる。 Philippineの「P」だろうか。 この「ピタゴラスイッチ」に出てくる“アルゴリズム行進”。“ひとりでやっていると何だかわからない体の動きですが、二人でやるとその意味が明確に見えてきます。「組み合わせ」のおもしろさです。”と書いてある。 元の体操は以下の通り。 これを967人でやってしまうなんて、信じられません。 |