松坂がメジャーへ
2006/11/15
平成の怪物、松坂大輔投手がついにメジャーへ!
● 『松坂、レッドソックスが交渉権獲得 入札額60億円』 大リーグ機構とプロ野球西武は15日午前(米東部時間14日夜)、同球団からポスティングシステム(入札制度)で大リーグ入りを目指す松坂大輔投手(26)への独占交渉権をボストン・レッドソックスが得たことを発表した。西武球団によるとレッドソックスの入札額は、この制度を使ったこれまでの移籍では最高の5111万ドル(約60億円)。レッドソックスは今後、松坂と30日間の期限内に、年俸などの直接交渉に入る。 松坂投手の交渉権を得たのは、レッドソックスに決まった。 行き先のメジャー球団には別に興味がなかったが、これで、ヤンキースの松井秀喜やマリナーズのイチロー・城島との対戦も実現することになった。すごい楽しみな対戦だ。 ついにWBCで世界一の投手となったMATSUZAKAがアメリカに渡る。 8年前、1998年の夏、自転車で九州を縦断し種子島を走っていた時の記憶が蘇る。その時、旅先で伝説として語り継がれる「延長17回の死闘・横浜高校−PL学園」、「奇跡の6点差逆転勝利・横浜高校−明徳義塾」、「決勝ノーヒットノーラン・横浜高校−京都成章」(当時のツーリング日記より)を観戦していた。怪物と言われるだけあり、ものすごい投手が出てきたなぁと感動してものだ。 それにしてもこの入札金額。 5,111万ドル。 約60億円と言う。 数字にすると、6,000,000,000円というものすごい桁になる。 普通に人間には到底想像し難いほどの大きな数だ。 しかも、これは入札額であって、これに複数年契約の某を年俸を加えると100億もの金が松坂一人のために動くという。 ● 『松坂落札60億円、球団運営費に匹敵 年間25勝期待』 レッドソックスの落札額5111万ドルを、大リーグ各球団の今季開幕時の年俸総額と比較すると、最低の1500万ドルだったフロリダ・マーリンズなど5球団を上回る。日本では、東北楽天イーグルスの初年度、05年度の運営費が約65億円と言われ、今年の西武の年俸総額は約21億円、最も高い巨人でも約35億円(プロ野球選手会に入っていない外国人選手を除く)とされる。この60億という額について、色々論議されているようだが、西武球団はこれまでの松坂に対する契約金・育成費・過去8年の年俸を差し引いても、ぼろ儲けだろう。西武球団はきちんとファンのために使うと言っているが...。プリンスホテル事業の行き詰まりによる1兆円以上の有利子負債を抱える西武グループの財政補填に丸々使われるとの噂があるが・・・どうなんだろう。 世間では「人身売買だ!」とか「すぐに(ヤンキース以外へ)トレードに出すのでは?」など、様々な批判や憶測が飛び交っているが、周囲の雑音をかき消すくらいのMATSUZAKAには活躍してもらいたい。 そうそう、松坂の影に隠れてしまっているが、ヤクルトの岩村明憲選手もデビルレイズに決定! |