初めてのインド共和国
2009/01/14
長い移動を経て、ついにインドへ到着した。
成田国際空港を出発してから9時間、現地時間で17:30(時差は3時間半なので、日本時間で21:00)に、インドはデリーに到着。 久々に長いフライトだったが、このJAL便が実にがらがら状態。年末の同時爆弾テロの影響でインド渡航者(観光客もビジネス利用も)が激減し、搭乗客は50名ほどしかいなかった。座った横一列10席でも自分一人しか居ないくらいである。おかげで、窓側の3席を有効利用させてもらい、映画を観たり(「イキガミ」とl「イーグル・アイ」の2本を鑑賞)、寝たり、飲食を繰り返した。途中で、ヒマラヤ山脈が見えるとの機内アナウンスがあり、壮大はヒマラヤをしばらく眺めていた。 飛行機を降り立った空港での最初の感想は、インド独特の匂いがすること。香辛料やカレーや香水の混じり混ざったような匂い。そして、ちょうど夕暮れ時、空が紅みが消えつつある頃に空港から一歩出た時の印象は、意外に寒くはないこと、そして街全体が塵っぽいこと。 ホテルの車で空港を離れ、真っ暗になってくると、その塵っぽさを一段と感じる。車のライトで塵というか埃が舞い散っているのがよく分かるのだ。街の様子は、道沿いに屋台があり、無秩序に車やバイクが走り、クラクションが鳴り響き、大通りを車をぬうように人が横切り、信号待ちをしていたら物乞いが何度もノックをしたりと、東南アジアの国々と同じような印象を受けた。 位置も分からないままチェックインし、今夜はホテルで夕飯をとった。 街の移動時間は30分で既に暗く、ホテルの周りには何もないため外出できず、まだインドという国の正体がよく分かっていない(10日間居たところで正体なんて分からないかもしれないが)。 明日以降、もっとよく観察してみようと思う。 とりあえず、明日は、インドで初出勤の日だ。 【関連エントリ】 ●インドのビザ取得 ●インド出張決定したが ●インド渡航延期 ●インド渡航確定 ●明日からインドへ >> |