琵琶湖ツーリング②
2009/08/02
琵琶湖ツーリング①の続き。
約6年ぶりにバイクでのキャンプツーリング、夜は豪雨に見舞われた。 深夜12時頃には本降りになり、あまりもの雨音の激しさに何度も起こされた。もう長く使っているテントのため、雨漏りや浸水が心配されたが、朝になっても問題はなかった。むしろ雨が入ってくるのを防ぐために、テントの入り口を締め切ったことで、蒸し暑くなったのがしんどかった...。 朝方には雨は弱まったが、途中何度も目を覚ましたため、予定していた起床の6時を過ぎても起きられず、結局テントから出たのは8時近くになっていた。外に出ると、雨はあがっており、琵琶湖には霧がかかり、空気やひんやり涼しく、標高の高いポイントでキャンプをしていたような錯覚に陥る。雨で濡れたテントを片付け、荷造りをしていたら、雨が降り出してきたので、レインコートを装着し、今日の走行をスタートした。 雨の中、琵琶湖を時計周りに走る。 次第に雨足が強くなり、奥琵琶湖パークウェイに入った頃には霧まで発生し、本当なら素晴らしい琵琶湖の景色が拝めたはずなのに、視界がほぼゼロ状態になってしまった。 ![]() しかし悪天候だったのは主にこの区間ここだけで、再度琵琶湖畔に出て、道の駅・湖北みずとりステーションに到着した頃には青空が顔を出し始め、気温も上がってきた。 ![]() その後は、右に琵琶湖を意識しつつ、湖の周遊道路を快適に走った。 こうやって琵琶湖を周ると、周囲200kmもある湖がとてつもなく大きく感じる。 湖の対岸は見えるには見えるのだが、一見海沿いを走っている感覚になってしまう程。 彦根市を過ぎ、近江商人の発祥の地である近江八幡に立ち寄る。 ここは、「八幡伝統的建造物群保存地区」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、さらに「近江八幡の水郷」として重要文化的景観の第1号にも選定されている由緒正しい街となっている。正直、この近江八幡に寄ろうと決めたのは昨日のことで、立ち寄るまではこんなにも観光名所になっていることを知らなかった。 八幡伝統的建造物群保存地区を歩き、日牟禮八幡宮に立ち寄り、八幡堀を観光した。 時間があまり取れなかったのが悔やまれるが、本当に雰囲気のよい街だった。ゆっくり時間を掛けて、次は水郷巡りもしながら観光したいものだ。 その後、どんどん気温は上がっていった。 南に向かうにつれて、交通量が増え、渋滞もしてくる。 琵琶湖の南部分はリゾート地化されており、大きなホテルが立ち並び、湖沿いにはマリンスポーツやアウトドアといった施設が充実していた。夏休みの週末だけあって人も車もとても多かった。 渋滞を抜け、山間の瀬田川沿いに宇治方面を経由し、再度国道1号で大阪に戻った。 朝キャンプ場を出たのが9時、夜帰宅したのが19時、久々のバイクの長時間の運転で相当疲れた。でも、1泊2日のバイクツーリングは(疲労を感じるものの)本当に気持ちよく、旅していることを実感できた。長らくキャンプツーリングから離れていたこともあり、その楽しさを数年ぶりに味わえた。 また、時間を見付けて、近いうちにツーリングに行きたいと思う。 ![]() 【走行ルート】 |