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山口・島根ツアー��
2009/11/09
ＥＴＣ休日特別割引を活用して、高速1000円乗り放題の旅を４連休でしてみようと思った。
特別割引の起点（阪神高速を除く部分）の西宮北ＩＣから中国自動車道、神戸ＪＣＴから山陽自動車道、山口ＪＣＴから中国自動車道の下関ＩＣまで、合計486.3kmの道のり。 通常10,250円も掛かるところを、たった1,000円で行けてしまった。  下関ＩＣでＥＴＣゲートを通過するときに、ドキドキしながら表示板を確かめてしまった。本当に1,000円と表示された時は、安心というか、自然と笑みがこぼれてしまった。 初日は西宮ＩＣまで律儀に下道で行き、その起点から高速道路に入った。山口方面に行くには、中国自動車道と山陽自動車道の２ルートがあるのだが、海沿いの方の山陽自動車道を選択した。 さすがに下り方面というだけあり、土曜日といえど、一度も渋滞にはまることはないのが幸いだった。渋滞のない高速道路とはいえ、５００ｋｍ近い距離を走るのは、なかなか大変である。ひたすら西に西に走り続ける。こまめに吉備ＳＡ・高坂ＰＡ・宮島ＳＡ・伊佐ＰＡと休憩を取り、下関ＩＣに到着したのは、午後７時を過ぎていた。  山陽道の宮島ＳＡでは既に紅葉が始まっていた 日本シリーズ第１戦のラジオ中継を聞きながら、下関市内に入り、駅周辺の市街地で店を探すが、ラーメン屋か居酒屋くらいしかない。街を歩くと韓国・釜山までのフェリーが出ているせいか、ハングル表示の看板が多かった。 結局、市街地で店を見付けることができず、駅の近くで適当に夕飯を済ませた。   下関の海峡ゆめタワーとハングル語が多い看板 今回はキャンプをするには時期的に寒いと思い、車中泊をする予定でいた。 静かで、安全で、朝まで駐車できるような公園は下関ならどこにでもあると思っていたが、これが意外に苦戦する。スーパーの駐車場に行ってみたが２４時間営業ではないためダメだと判断し、山の上の公園は暗くて誰も居なかったのでパス。結局、関見台公園という海沿いにある公園の駐車場を選んだ。結構停めてある車もあり、夜通し、車が行きかっていたような気がする。 後部座席を倒し、寝袋に入れば、足が伸ばせないこと以外は全くの問題はなかった。車の中だから、むしろ暑いと感じるほどだった。こんな風に車中泊したのは、初めてだったので、何だか楽しかった。 翌朝は雨。  車内で買っておいたパンとコーヒーを摂り、関門海峡を見るために、火の山公園へ。あいにくの天気で関門大橋と関門海峡、そして向こう側の北九州をはっきり見ることができなかった。 この海峡の下にある関門トンネルを１１年前の１９９８年夏には自転車で走っていた。その当時のことも思い出していた。  火の山公園山頂にて  関門海峡と関門大橋（橋の向こうは九州だが天気が悪い...） 続いて向かったのが、本州最西端の毘沙ノ鼻。 ツーリングしていた頃も今も端っこ好きであることは変わりなく、２００３年の到達して以来、６年ぶり２度目となる毘沙ノ鼻に立ち寄ってみた。かなり辺鄙は場所にあるため、人は自分以外は誰もいなかった。  ６年半ぶりに到達した本州最西端・毘沙ノ鼻 山口と言えば、秋吉台・秋芳洞である。 日本最大のカルスト台地である秋吉台。晴れていれば、カルスト台地の大パノラマのはずだったが、天気が悪過ぎて、感動は小さかった。よって、予定していなかった秋吉台の地下100〜200ｍにある鍾乳洞の秋芳洞に行ってみることにした。   日本最大のカルスト台地・秋吉台   秋吉台の地下に広がる秋芳洞 日本海側の萩市に出て、山口県から島根県へ。 ふと国道１９１号沿いに興味深い案内板があったので、ちょっと道を逸れて、須佐のホルンフェルス断層に寄ってみることにした。 ４０ｍにも及び岸壁に荒れた日本海が押し寄せ、正直かなり怖かった。このホルンフェルス断層の岩の上を歩くことができるが、手摺りもないし、激しい音と共に波がぶつかるので、本当に足がすくんでしまった。人工ではない、自然の怖さに、足がすくむってこのことなんだと改めて実感してしまった｡  須佐のホルンフェルス断層 日本海沿いを進み、２日目は浜田市のホテルに泊まることにした。 午後７時にはホテルに到着し、（昨日は入れなかったため）大浴場で疲れを癒し、浜田駅前の居酒屋でモツ鍋とビールを味わった。 ここまで、かなりの距離を移動したが、まだ２日目。 既に山口県は通過してしまったが、明日は島根県を満喫したいと思う。  |
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