被災地の石巻へ
2014/01/30
石巻ボランティアの振り返り。
仙台に前泊し、翌日の朝、高速バスで石巻に向かった。仙台駅から石巻駅まではバスで約1時間半、途中線路が寸断されているため電車では行くことができない(路線バスへの振り替えとなる)。 石巻駅前に到着すると、「がんばろう!石巻」という看板がよく目に入る。この駅舎、距離にして1kmくらい海から離れているのだが、ここでも津波が押し寄せたという。ぱっと見では分からないが、よく観察すると、至る所に震災の爪痕が残っているように思えた。 他のボランティアと落ち合い、石巻をベースに活動するNPO団体に挨拶と顔合わせに行く、初日は2時間ほどボランティア活動を行った。 夕方は時間的に余裕があったため、石巻湾沿いで最も津波の被害が大きかった場所を見学した。日和山の高台からは、いまは更地となっている場所が見渡せ、ここに数々の家が建ち、人々が生活していたということが想像が出来ないほどだった。その中には、廃校となった石巻市立門脇小学校もあり、いまはシートで覆われていた。 当時、新聞やテレビでの報道でしか知らなかった光景が目の前に広がっており、ただただ言葉を失った...。 ボランティア宿に戻り、既に寒さが身にしみる石巻1日目が終わった。 続く...。 石巻駅前にて その1 石巻駅前にて その2 石巻駅に津波到ポイントを示すプレートがあった 日和山から見下ろすと、そこに家々が建ち並んでいたとは想像が出来ない 石巻湾に流れ込む旧北上川河口付近の中州にも家が建っていたという “がんばろう!石巻”のモニュメントにて 6.9メートルの高さの大津波到達を指す目印 |