オフィスがロック
2005/03/17
いつもと同じようにオフィスに行く。
いつものドアが閉まっていた。 また誰かの悪戯だろうと思っていたが、何回ノックしても出てこない。 仕方ないので図書館に行くと、皆が新聞読んだり、お喋りしたり、寝ているではないか。どうしたよんだよ、おい。 どうしたのか聞くと、「昨日、最後の人が鍵を中に置き忘れたままドアをロックしてしまい、中に入れない」とのこと。さらに、「唯一のスペアキーを持っているスタッフは午後にならないと来ないので、何もできないから今はリフレッシュ時間」らしい。 こんな事態になっても誰も慌てることなく、平然と居られるとは。 本当に何もすることないので、午後までずっとダラダラ過ごす。 スペアキーをもう一つ作って、別のスタッフも持つことになった。 そんな安易な解決方法でいいのだろうか。 まぁ、最近とっても暑いから、こんな日もいいかな。 |
著名人と同じスクール
2005/03/16
今日は水曜日。
英語の授業の日。 授業の終わりに講師と何気ない会話をしていると、この先生の教え子に崎山克彦氏がいるとのこと。現在も、このスクールに通ってセブアノ語を習っているらしい。 崎山克彦氏は、セブ島の沖合にある小さな南の島・カオハガン島を退職金で買い、そこで島民と共に自然の中で暮らしている方で、多くの本を出版している著名人。中でも『何もなくて豊かな島 -南海の小島カオハガンに暮らす-』は、現在も手元にあり、島民と共に生きている姿に共感した。何もなくても心は豊かな島…これを読むと一度は行きたくなってしまう。 仕事の関係で日本にもよく帰国しているらしいのだが、忙しい合間をぬってセブアノ語を学習しにカオハガン島からボートを使ってマクタン島に入り、セブ島まで来ているらしい。先生曰く、とても著名人は見えない素朴な、そして温かい人だと言っていた。一度、会えることができるのだろうか。また、カオハガン島にいる日本人スタッフ2名も先生の生徒であり、何と水曜日の午後一はそのうちの一人の女性を受け持っているとのこと。 何もなくて豊かな島・カオハガン。 実は、今週末に日本から来るゲストとアイランド・ホッピングを計画している。訪れる候補の島の中にカオハガン島が入っており、事前交渉の時にカオハガン島をコースの中に入れていた。そう、ようやく念願が叶い、カオハガン島に初上陸できる! そんな矢先のことだったから、驚きも嬉しさも倍増。 |
カンファレンスと焼肉
2005/03/15
「Open Source Conference “Free Sortware : Concepts and Solutions”」に朝から参加。終始、傍聴者として座って聞いていた。今日は、主催側であり会場でもあるサンカルロス大学の学生も出席できるため(学生は割引価格のP200)、参加者は格段に増えていた。
夜は、同期のY隊員が帰国するので、皆で集まって食事会。 セブに8名の隊員が集まり、フィリピン一と言われる韓陽苑で焼き肉を堪能。ここで食べる肉は、まるでこの空間だけ日本に所在しているかのように旨い!食って食って、高くつきました…。まぁ、こういう特別なイベントの時くらいは皆で贅沢するのもいいんじゃないかな。 その後、数人で呑みに繰り出し、深夜に帰宅。 |
Open Source Conference
2005/03/14
今日から2日間、「Open Source Conference “Free Sortware : Concepts and Solutions”」が開催される。うちの配属先も主催側になっているため、運営の手伝いと見学を兼ねて参加することになった。
会場は、最近セミナーのたびに行っているサンカルロス大学。 このカンファレンスの主旨は、「Open Source、つまりLinuxをフィリピンに普及させよう!」というもので、これまで何度も主催者間でミーティングを行い事前準備をしてきたようだ。 会場は最大200名のホールなのだが、2日間の参加費がP1,500と高いため、心配していた通り会場はガラガラだった。一体何のためのカンファレンスなのだろうか...自己満足のためのもの?とも思ってしまうような雰囲気。普及活動の一環であるなら、料金の壁を低くして沢山の人に参加してもらうべきではなかろうか。 セミナーの内容は省略。 今回、このセミナーに合わせてサンカルロス大学のComputer Science学科の学生達が、研究や実験の成果を各ブースに分けて披露していた。セミナーよりも、こっちの方に興味が行ってしまい、いくつかのブースを周り学生達に色々尋ねてみた。 まずは、AI(Airtificial Intelligence)と呼ばれる人工知能。 説明を聞きいたけれど、専門的過ぎてよく理解できなかった。 カメラに映る人間の行動を記憶し、それを元に推測して学習させることだとか…。 次は、人の動きに合わせて人形を動かす作品。 カメラに映る人の動きに合わせて手と首が動く。なかなか面白かった。何で書いたのか聞くと、VB(Visual Basic)で作ったらしい。こういうのは初めて見たな。 その次は、スプリンクラーを使って植木に水をまく作品。 これにもカメラが使われており、スプリンクラーの先にカメラが装着されている。そこに映る画像と予め記憶させた画像させている画像と照合し、その成長具合によってまく水の分量を算出し、水を放出する、と言っていたような気がする。こちらも、VB(Visual Basic)で作られている。 さすがサンカルロス大学の学生。 優秀である。 作品だけを見ると夏休みの自由研究みたいだが、プログラムによりそれぞれを作っているということ知ると、その大変さが分かる。今回は、カンファレンスより、これら学生の成果品を見ることができたのが良かった。 明日は二日目。 |
最後のBBQと「感染」
2005/03/13
TalisayでBBQ。
先月は参加できなかったため、1月に続いて今年2回目。 そして、これが最後となるBBQ大会。 毎回、全ての準備をしてくれる同期のY隊員が今月末に帰国するため、去年から合計11回も開催されたBBQも今回がラストとなる。参加できなかった時もあるけど、定期的に隊員が集まれる場を提供してくれたのは本当にありがたいことだった。それは皆が思っていることだろう。同じセブ島内であっても任地が遠い人は、こういう機会でもなければ集まることはなかったと思う。来月からは、この月例イベントが無くなってしまうのは淋しい気もするな。 そういうこともあり、今回は隣の島からの参加もあり、隊員が合計13名集まった。 肉・エビ・野菜を食べ、ビールやワインを呑み、昼過ぎからほろ酔い。 それにしても、今日も日差しが強く、暑かったなぁ。 上の写真は、高台にある会場から見える海とその向こうにうっすら浮かぶボホール島。 6時頃にAyalaに戻る。 時間に余裕があったので、映画を見ることにした。 今週から上映されている日本のホラー映画「Infenction(感染)」。 「One Missed Call (着信アリ)」に続き、フィリピンで見る2つ目の邦画。 経営危機に直面しながら、多くの患者を抱える古びた病院。医師も足らず、医療器具も底をつき始め、運び込まれてくる急患にも対応できない。そんな時、突然、入院患者の容態が急変した。外科医の秋葉(佐藤浩市)、内科医の魚住(高嶋政伸)が急いで処置を施すが、些細な聞き間違えから、患者を死亡させてしまう。秋葉と魚住は、その場に居合わせた看護婦たちとともに事故を隠すことにするが、その時、救急入口に放置されたままの患者に、不気味な異変が起こり始める…。 ハリウッドでのリメークが決定しているらしい。 それにしても、フィリピンでやる邦画はホラー映画ばかり。 内容は古びた病院や出演者の演技が恐怖心を倍増させ、けっこう怖かった。 |