派遣前訓練6日目
2004/01/13
6:10 起床語学講座が開始。 先生のJoseと20分の面接をした。何度か止まるところがあったが、無事に終了し、明日からもJoseのクラスで課業を受けることが決まった。 午後は大変なイベントが3つも続いた。 まずは、避難訓練。吹雪いている中、外に避難させられ、消火や放水の実演を30分以上やっていた。外で傘も何も持たずに雪に吹雪かれていた隊員候補生たちは皆、凍り付いていた。 続いて、ポリオと破傷風の予防注射。正確にはポリオは薬を飲むだけで、破傷風は注射をであった。思っていたより痛かったけど、皮下注射だからまだ大丈夫。いつか筋肉注射をやる時は、ちょっとびびるかもしれない。 夕食後の仕上げは「総合テスト」。内容は青年海外協力隊とJICAの事業内容について。60点未満は追試が待っていることもあり、直前まで皆必死で勉強していた。完全なる暗記科目であり、久しぶりに覚えるという脳を使った気がする。テストは覚えたところがすべて出題され、余裕だった。 |
派遣前訓練5日目
2004/01/12
5:50 起床朝の集いでは、ラジオ体操で聞きなれた声の主(日本体操研究所の長野信一氏)が肉声で、指導してくれた。小学生の頃から聞き慣れている声に、一同感動!ラジオ体操第1・第2の一つ一つの運動に意味があり、言われた通りに動くと相当疲れることが判明。このラジオ体操を指示された通りに3ヶ月続けるだけで、けっこう体力が付くことが分かった気がした。 午後は隊員候補生172名全員の自己紹介があった。一人1分としても、単純計算で3時間...。さすが、個性的な人が多いという印象を受けた。舞台の上で、歌う人、一発芸をやる人、職種に関連のあることをする人、緊張のあまり震えてしまう人など。自分は、一応自己アピールをして、笑いも程々にとっておいた。 人の紹介を聞いているのは楽しかったが、さすがに172名ともなると、最後の方はダレてきた。 明日は「総合テスト」だ。追試だけは避けないと。 |
派遣前訓練4日目
2004/01/11
6:50 起床朝の集いがないのに、なぜか朝食が必須であるため、6:50に起床した。 その後、あまりに眠たかったので、時間がもったいない気がしたが、昼過ぎまでベッドで寝ていた。 午後はパソコンをしていたり、一人で岳温泉まで徒歩25分を下ってみた。路面がかなり凍っており、恐る恐る歩いた。世間では3連休ということもあり、岳温泉街は観光客・スキー客で賑わっていた。コンビニに行き、菓子等の食料をたくさん買い込んだ。 夜は、これまた突発的にその場にいた生活班の男5人で「安兵衛」に行くことにした。皆、酒に飢えているんだろう。平日は完全な禁酒生活を余儀なくされるため、アルコールを飲むことができる土日に飲み貯めするのかな。 |
派遣前訓練3日目
2004/01/10
5:50 起床当然、朝はとても早く、朝の集いもあったが、今日のスケジュールは比較的に楽であった。 講話やオリエンテーションで一日の課業が終了したが、ずっと座りっぱなしというのもけっこう辛い。最初はオリエンテーション続きと聞いていたが、まだ来週になっても続きそうである。 夕食後、ほぼ突発的に生活班で飲みに行くことが決まった。夕食が18:00からで必ず食べないとダメであり、訓練所の門限は22:00。何と16名全員が参加するという団結力のよさ。班長さんが予約してくれた「安兵衛」は、協力隊員候補生であれば、往復送迎してくれるのだ。バスが2時間に1本ということを考えると、本当にありがたく嬉しい親切である。 店のおじちゃん、おばちゃんは7年も協力隊候補生を見てきており、実にいろいろなことを知っている。訓練所のスタッフのことまで詳しいことには驚いた。皆でかなり飲んだのに3500円という安さであった。ほろ酔いのまま雪が降る中を、車で訓練所に帰り、初めての週末を迎える。 |
派遣前訓練2日目
2004/01/09
5:50 起床朝5:50起き・・・これも慣れなんだろうけど、こんなに朝早く起きて、ラジオ体操とランニングをするのはけっこう堪える。3次隊では外のグランドは雪に埋もれていて使えないため、体育館で行うことになった。こんな規則正しい生活は中学生以来だろうか。 午前は講義があり、午後一で語学のクラス分けのためのテストを行った。思ったほど難しい内容ではなかったが、できたという感じは全くしなかった。オリエンテーションが夕食後まで続き、今日も時間に追われるように一日が終わった。 それにしても建物同士がかなり離れているため、宿泊棟から講義の行われる研修棟、食事と風呂がある厚生棟と移動するだけでもかなり歩くことになる。NTCの食事は噂通り、美味しい。 |