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2004年6月の日記

2004年6月27日(Sun)
Bohol Island
2004年6月25日(Fri)
異文化
2004年6月24日(Thu)
日本人の集まり
2004年6月23日(Wed)
値上げ
2004年6月22日(Tue)
大統領選挙決着
2004年6月19日(Sat)
Bantayan Island
2004年6月17日(Thu)
レクチャー
2004年6月13日(Sun)
カルボンマーケット
2004年6月9日(Wed)
フェリー欠航
2004年6月8日(Tue)
ハリー・ポッター
2004年6月7日(Mon)
新学期
2004年6月4日(Fri)
雨季到来
2004年6月1日(Tue)
荷物届く
Bohol Island
土日に、観光とダイビング目的でボホール島に行った。
セブ島からはSuperCatと呼ばれる高速船で1時間半、ボホール島の港に到着。

長時間、乗り物を乗り継いで、有名な観光地を数箇所周り、日曜はダイビングを2本をしてきた。アロナビーチもとても整備されており、ダイビングで出会った魚たちも美しかったのだが、最も印象に残っているのが「チョコレート・ヒル」。ボホール島のほぼ中央部にあり、無数の巨大なチョコレート・ドロップを敷きつめたような景観が広がる。

展望台から見えた高さ40mほどの円錐形の丘が連なる幻想的な景色に感動。未だにチョコレート・ヒルが造られた地質学的な根拠は謎に包まれたままだという、神秘的な場所であった。

毎週毎週、色々なところに出掛け過ぎと職場の人に言われるが、せっかくの土日なんだし好奇心を張り巡らせて行きたい場所に出掛けないともったいない。リフレッシュは大切。

 [写真(左右):幻想的な山々・チョコレートヒル]
2004年6月27日(Sun)  No.48

異文化
Q.フィリピン人が物事の困難に直面したらどうするか?

A.祈る
========

そう、運を神に任せるだけ。
フィリピン人の大多数は、日本人がよく使う「努力」とか「根性」という言葉を知らない。彼らの辞書の中には、これからの文字は存在しないのだろう。

何もせずに祈ってコトがうまく運べば苦労しないよなぁと、口走りたくなることも多々。やるべき仕事があっても、定時になる前にさっさと切り上げてしまう人もいれば、教会へ「祈り」に行くためにオフィスを休む人もいる。

文化の違い、宗教の違いだから仕方のないことと割り切れるか・・・。
何か、宗教を言い分けにしているとしか思えない超楽天的な国民性だと思う。
そんな文化に染まりつつある自分...。
2004年6月25日(Fri)  No.45

日本人の集まり
今日は日本人の集まりがあった。
集まりといっても固いものではなく、食事会+飲み会。

メンバーはセブの協力隊員3名、NGO 関係者で以前セブで勤務しており今はインドに住んでいる人、今年新卒で海外に職を求めセブで働いている人、旦那の仕事の関係でセブに住んでいる人、の合計6名。

こうやって海外にいながら日本人同士で集まるのは、それほど珍しくなかったりする・・・。特にセブ地域は協力隊員同士が親密で、隊員以外の日本人ともネットワークを持っている人が多々いる。フィリピンでも他の地域はどんな状況なのか分からない。任地に来る前は見知らぬ地に一人で放り込まれ、たまに隊員と会うくらいだろうと思っていたが、そうではなかった。

確かに仕事をする上では一人現場に放り込まれ困惑すること(現在もそうである)もあるが、生活していく上では先輩隊員や上述の日本人方と会えて心強く感じることもある。やっぱり英語やビサヤ語(セブアノ語)に囲まれ、日本語が皆無の環境が続くとストレスがたまってくる。そういう意味でも日本語を話し聞くことができる機会があるというのは、とても恵まれた環境なんだと思う。
2004年6月24日(Thu)  No.44

値上げ
セブで最もメジャーであり、自身も常に利用している交通手段である「ジプニー」が値上がりしやがった。

ガソリンの高騰が料金値上げになったという話を聞いたのだが、どうもそんなに跳ね上がってない気がする。タクシーは初乗りP25のままなのに、どうしてジプニーだけ値上げするんだろうか?

どれだけ値上がりしたかと言うと・・・
 P4(=\8)
  ↓
 P5.5(=\11)

P1.5。
そう、1ライドに付き、“1ペソ50センタボ”の値上げ。

この“50センタボ”が曲者。1日5ライド(行:3ライド、帰:2ライド)ジプニーに乗る身としては、こんな細かいお金をいつでも持ち歩いてるわけないから、本当にたちが悪い。

店に行くと小銭は使わず常に札を使うようになり、財布は小銭だらけ...。
2004年6月23日(Wed)  No.47

大統領選挙決着
5月10日に大統領選挙が行われ、40日以上が経過…。

ようやく、決着がつき、公式発表があったようだ。
日本では即日開票なのになぁ、と思ったり。

結果は、現職のアロヨ氏が再当選し、さらに任期である6年間、比国大統領を努めることになった。人気俳優のポー氏とは僅差だったという。とはいえ、公式発表を受けてポー氏を指示する側から「大規模な不正行為が行われた」と訴え始め、今後の暴動に備えて厳戒態勢に入ったとか。

ったく、潔く引き下がればいいのに。
往生際悪いね。
2004年6月22日(Tue)  No.43

Bantayan Island
セブ島の北に位置するバンタヤン島に行ってきた。
セブシティからは、バス3時間+フェリー1時間もかかる。

この島はあまりリゾート化されてなく、まだ日本人観光客もそれほど来ないらしい。一部点在するホテルから少し離れると本当に何もない田舎なのである。特にビーチの白い砂浜は格別で、ビーチ前のコテージから一日中海を眺めていても飽きないくらいだった。
後日、HPのコンテンツにバンタヤン島の風景写真をアップします。

 [写真:バンタヤン島のBeach Resort]
2004年6月19日(Sat)  No.42

レクチャー
配属先が行っている「BASCI ICT TRAINING」の講義に、初めてインストラクターとして参加させてもらった。

講義の相手はNational High Schoolの先生達。
といっても、ほとんどがPCについて初心者で、2日間かけて基本的なことを確認して教え込むといった講義と実習。TRAININGメニューは、
・Introduction of Computing
・Troubleshooting and Upgrading(lecture & hands on)
・Internet Basics
・Writing HTML
など盛りだくさん。パソコンを分解する実習は、昨年12月に仙台で受けた技術補完研修がとても活きた。ただ、いくらPC初心者といっても相手は学校の先生方・・・自分の英語が聞き取りづらい、説明が理解できないなど、厳しいお言葉を多々もらい、少々へこんだ。

「National High School」という名前は立派でも写真の通り、平屋の建物。特に今回は地方の高校であったため、とても長閑な雰囲気だった。それにしても、パソコンルームにエアコンがなく、一つの教室に30人+20台のPCで気温は上昇昇・・・外よりも遥かに暑い中、汗だくになりながら我々は講義を行うことに。こんなんじゃ、劣悪な環境じゃパソコンもすぐ壊れちゃうよ。

 [写真(左):National High Schoolの校舎]
 [写真(右):レクチャー風景]
2004年6月17日(Thu)  No.41

カルボンマーケット
セブの市場「カルボンマーケット」に行って来た。
ここはセブで最も危険な場所を言われているところで、一人はもちろん、複数でも日本人同士であったら行くのを薦められないところ。多くの訪問者(概ね観光客)がスリや盗難の被害にあっている。

ここは前々から行ってみたかったんだけど、なかなか機会がなくて、今日ようやく行くことができた。大学で活動している隊員の生徒(フィリピン人)がマーケットを案内してくれた。

野菜・魚・貝類・肉・穀物・果物・雑貨など多くの店が所狭しと軒を連ね、まさにセブ市庶民の台所的な存在。

一歩中に入ると、(雨が降った直後いうこともあり)汚くて、所によっては臭くて、中は迷路みたいだったが、とても活気に溢れた市場を覗くことができて興味深かった。マーケットの中を約1時間半歩いたのだが、自身の周りに集中し、バッグにも気を遣っていたため、 かなり疲れた・・・。
何事もなくて良かった。
2004年6月13日(Sun)  No.40

フェリー欠航
予定通り4時半出発。
バスターミナルからバスに乗ること1時間20分、トレド市(Toledo)に到着。すると、雨が降っており、港の方では人がうじゃうじゃ、何だか騒がしい・・・。Bossが港へ確かめに行くと、シグナル1(フィリピンの台風の強さのランクで1は、一番軽いもので風速が秒速16.7mになることが予想されるとき発信される)が発信されており、フェリーが出ていない。

そう、運が悪く、台風が接近していたのだ。
でも、しばらく待てばシグナルが変わるかもしれないということで、食堂でじっと待つことに・・・。次第に強まる雨足。結局、12時まで6時間も待機したが、フェリーが出る気配はなかったので、ネグロス島へは渡らずセブに戻ることになった。

せっかく早起きしたのに、無駄となった。
眠くて疲れていたので、午後はオフィスには行かずに家へ帰り夕方まで寝た。


そういえば、以前にもこんなことがあったなぁ・・・と、
ツーリング中のフェリー欠航を思い出した。
2002年8月18日、北海道の苫小牧港から関東に帰る際に
起きた出来事だ。
詳細は、こちらから。
2004年6月9日(Wed)  No.39

ハリー・ポッター
「Harry Potter and the Prisoner of Azkaban」を見てきました。
日本語版では、“ハリー・ポッターとアズカバンの囚人”と言うのだろうか。

17時前にオフィスを出て、職場の同僚と6人でAYALA Centerに向かった。「ハリー・ポッター」の熱狂ぶりはフィリピンでもすごく、どの時間帯も満席になるほど。

もちろん字幕なんて表示されるわけないから、台詞は7割くらいしか分からなかったけど、それでも話の内容については理解でき、とても面白かった。前2作(「賢者の石」&「秘密の部屋」)と比べて迫力もユーモアも増したと思う。特に、今回はとにかく映像がすごかったかな。

日本では、いつから上映されているのかな?
もう上映されているのだろうか。

ちなみに、今回のハリー・ポッターを見るのにかかった料金はP90(=180円)。しかも、ショッピングモール内にある特別シートの料金。かなり高級な席の料金。普通の映画館で普通の席だったらP50らしい。日本の1本映画を見るのにかかる料金を言ったら、たまげてた...。そりゃそうだ、P900(日本の映画1800円)といったら、こっちでは1週間の生活費になるわけだから。しかも一家の生活費ね。
2004年6月8日(Tue)  No.38

新学期
暑い・・・。
とても暑い・・・。
朝、歩いただけで汗が吹き出てくる。
ジープニーに乗っても当然エアコンなんてないから、朝からびっちょり。
いったい何度あるんだ?
雨でも通り過ぎてくれれば、少しは涼しくなるのになぁ。

さてさて、今日は小学校の新学期開始日。
つまり、昨日で夏休みが終わりということ。
何という中途半端な日に学校が始まるんだろう。

それでも、労働する小学生やそれ以下の子供が道に溢れているのだ。
2004年6月7日(Mon)  No.37

雨季到来
ついに、セブ島というかフィリピンにも雨季が到来。
基本的にこちらの気候は、6月〜10月くらいが雨期、他は乾期。
最も暑いのが4月というから、これから徐々に涼しくなっていくのだろうか。

雨期といってもジメジメした日本の梅雨とは大きく異なる。
「スコール」というもので、一日中降り続くということはなく、夕方頃にまとめて雨が降る。

 一昨日も、そして今日も。

このスコール、空が暗くなってきたなぁという前兆を感じると、とにかく突然・・・叩きつけるように・・・大粒の雨が・・・降ってくる。降られるとあまり傘は意味がないくらい。それより道路が冠水する。一昨日は家の前の道が川のように流れていた。

とにかくすごいのである。
“ 滝のように”という表現がぴったり。
日本でいう「夕立」に近いけど、それ以上。
2004年6月4日(Fri)  No.36

荷物届く
日本からEMS(国際スピード郵便)で送ってもらっていた荷物を、やっと今日受け取ることができた!「スピード郵便」というのは名ばかりで、実に3週間近くもかかったことになる。

いやっ、日本からフィリピンにはちゃんと基準通りの日数で到着していた。ちゃんと、フィリピンに到着した日付が段ボールに記載されているんだもん。そう、埼玉県からフィリピンには5日間ほどで着いていたのだ。「Cebu Central Post Office」から家に通知が来るまで2週間以上も経っていたといういい加減さ。一体、どうやって仕事してるんだか。

そして荷物を受け取ると、段ボールに穴というか、線があいていた。
日本からの荷物だったので、おそらく中に金目のモノがないか中を見られたんだろう。幸い紐で結んであり、今回は専門書・参考書を中心に送ってもらったので貴重品はない。まだ、ちゃんと調べてないけど、抜き取られるモノはないと思う。

 まぁ、何はともあれ無事に着いて良かった。
2004年6月1日(Tue)  No.35

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