2006/03/14
今日はホワイトデー。
でも、フィリピンでは、そんなイベントありません。


先日会った関西の大学生に、テキストで「ギャル文字」を使っていると指摘されてしまった。彼女たちが滞在中に支給されていた携帯電話とテキストで連絡を取っていたところ、とても内容が理解できないと言われてしまった。

そもそも、「ギャル文字」って何なのか良く分からないのだが。


フィリピンは、世界一の携帯メール大国と言われてる。
ある報告によると(数年前の統計だが)、世界では月間240億通のモバイルメッセージが伝送されているそうだが、そのうち6分の1、つまりすなわち40億通がフィリピンで生成されているとのこと。

このモバイルメッセージは「テキスト」とも「SMS(Short Message Service)」とも呼ばれ、料金が安く、フィリピン人は通話する代わりに使用する。いつでもどこでも、仕事中でも会議中でもテキストを利用している。


フィリピン人とのテキストのやりとりの中心は英語になる(たまにセブアノ語、日本人とのやり取りはローマ字も用いる)のだが、日本語でも頻繁に使われている通り、英語のテキストメッセージでも略語は存在する。やっぱり、キーを打ち込む文字数が少ないほうが楽だから。

略し方のルールは色々あるようだが、アルファベットをそのまま発音するように略すのが一般的みたいだ。そして、母音も可能な限り省いてしまう。
例えば、
  ●you → u
  ●to → 2
  ●for → 4
  ●are → r
  ●the → d
  ●see → c
  ●be → b
  ●before → b4
  ●with → wz
  ●night → nyt
  ●like → lyk
  ●fine → fyn
  ●late → l8
  ●wait → w8
  ●eat → e8

と言った具合になる。

これを組み合わせて文章にすると、
  ●See you tonight! → C u 2nyt!
  ●Are you fine now? → Ru fyn nw?
  ●Are you busy today? → Ru bc 2d?
  ●If not, please come to see me to the office later.
     → F nt, pls cm 2 c me 2 d ofis l8r.
  ●Could you inform your girlfriend before she will be there?
     → Cud u n4m ur gf b4 c l b der?

と、一見解読不能な暗号に見えてしまう。

後、慣れるまでしばらく時間を要したのは、
   ●Thank you → TY
   ●By the way → BTW
   ●As soon as possible → ASAP

と言った、頭文字だけを取った略語。


本当に様々なバリエーションがある。
これが使えるようになるとテキストも楽しくなるが、国や地方によって使われ方や省略の仕方が異なるようなので、注意しなければならない。自分が知っているのはフィリピンの中で限られた地域での略語法なのだろうと思う。

日本で乱用しないように気を付けないと。

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| つれづれ | 2006/03/14 11:59 PM | comments (7) | trackback (x) |
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