2005/09/01
ついに決断した。

約1年前から同僚に「日本語を教えてくれ」と言われていた。
でも、その度に「そのうち日本語教室を開くよ」と誤魔化していた。

何となく自分の専門外の領域に手を出すことに抵抗があり、日本語を教えるためにフィリピンに来たんじゃないという気持ちがあった。また、単に母国語だというだけで外国人に日本語を教えることはとても難しいとも思っていた。


うちの配属先の親の機関も含めると、仕事やJICAプログラムなどで日本に行ったことのあるスタッフが4,5人いる。以前、日系企業で働いていたスタッフもおり、単語レベルで日本語を話す(発する)ことができる人もいる。多くのスタッフが日本に行くことを望んでおり、日本語にとても関心があるようだ。

そもそも、英語・タガログ語・セブアノ語を操るフィリピン人の語学能力は高く、日本人が外国語を覚えるよりも簡単に修得できてしまうと言う。

そして、最近また「日本語のレッスンをしてくれ」と言われ始めたので、帰国の時期も見えてきているわけだし、ようやく重い腰を上げることにした。配属先にプロポーザルのレターを以下のように書き、スタッフに案内することにした。

 『Basic Japanese Language Seminar
  |内容:会話とリスニング中心、文法や語彙など
  |    (平仮名・片仮名・漢字の読み書きができるレベルまでは考えない)
  |日程:週1回1時間(木曜日の夕方)
  |期間:約5ヶ月
  |場所:配属先のラボラトリ
  |料金:(当然)無料


今日、このレターを持って各スタッフに軽く案内したところ、思いの他、反応が良かった。さらに掲示板に貼ると言うので、ざっと見積もって15〜20人ほどは集まりそうな気がする。しかも、業務の後の時間を予定したのだが、業務時間内にやって構わないと皆から言われたので、そうすることにした。たった1時間でも、遅くまでオフィスに残っていたくないだけだろう。


最初の受業は来週の木曜日。
それに向けた準備をしなければいけない。

どうなることやら。
不安の方が大きいが、どのくらい覚えてくれるか楽しみでもある。

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| その他活動 | 2005/09/01 11:59 PM | comments (6) | trackback (1) |
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