[ 
≪
|
韓国オフ��,３８度線へ
2008/07/27
今回の韓国滞在は、嬉しいことに土日を挟むために、この週末はオフとなる。
 昨日の市内観光に続き、今日は半日ツアーに参加し、韓国と北朝鮮との停戦協定が結ばれたＤＭＺ(非武装地帯）・３８度線に行ってきた。 ３８度線とは、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）と大韓民国（韓国）の間で1950年に勃発した朝鮮戦争で膠着し泥沼化した地域。1953年3月に休戦協定が結ばれ、軍事境界線が東西に引かれ、そこから南北約2kmずつ、合計4km幅に渡る地域が非武装地域（ＤＭＺ）と呼ばれる。 ソウルから１時間半ほどに位置する地域。 ここには一般の韓国人は入ることができない。 外国人もツアーでしか入ることができず、個人では観光ができない。 これまでソウル市内しか見ておらず、韓国の一部分して見てこなかったんだと本当に実感した。この非武装地域（ＤＭＺ）では常に有刺鉄線が張り巡らされ、至る場所に警備兵がいる。そして、北朝鮮という国がすぐ先に見えるのだが、この２つの国家はあくまでも“休戦”状態であり、３８度線というこの境界線の意味をまざまざと感じさせられる。 そう、“休戦”状態ということは、韓国はいま戦時下ということになっている。そして、その相手が北朝鮮なだけにいつ戦争が始まってもおかしくない状態なのだとツアーガイドの方が言っていた。そのために、韓国には徴兵制があり、成人男性は２〜３年間の軍事訓練を受けている。普段仕事で接している韓国人男性も普通に銃を撃つ訓練をしていると考えると、少し引いてしまう...。 なかなかソウルにいるだけでは分からないし、韓国人とこんな話はできないので、国の実情がそうなっているということを肌で感じただけでも、このツアーに参加してよかったと思った。  DMZ周辺の案内板  自由の橋  第３地下トンネルイ入口になる「ひとつになる地球」  都羅展望台  都羅展望台から向こうに見えるのは北朝鮮  北朝鮮の風景は撮影は絶対禁止であった  韓国最北端の都羅山駅 ＤＭＺツアーは、朝8時にホテルを出て、13時には戻ってきた。 日本人観光客6名とバンに乗り、途中からはマイクロバスに乗り換えて欧米人や中国人と大勢で行動した。 出張中とはいえ、観光客気分が味わえるのは嬉しい。 今朝は早起きだったので、一旦ホテルに戻って休憩。 そして、15時頃から南山公園からケーブルカーに乗りソウルタワーまで出掛けた。曇りで見晴らしは悪かったが、日曜日ということもあり、外国人観光客だけでなく家族連れの韓国人でも大いに賑わっていた。  ソウルタワーへのケーブルカー入口  南山公園からソウルタワーを臨む  ソウル市街地の景色 観光後は、明洞（ミョンドン）に戻り、昨日に続いてマッサージへ。今日は、スポーツマッサージという全身マッサージを70分受けて、45,000ウォン（約4,500円）。日本でこの価格で、これほど素晴らしいマッサージは絶対受けられない。 そして夜、これまた昨日に続き、一人でレストランに入ってチゲ鍋を食べた。韓国料理では注文すると、その前菜として無料でキムチやらカクテキやらが沢山出てくる。それも合わせて辛い辛い、そして旨い！   夕飯のチゲ鍋とキムチ一式 充実したオフ二日目でした。  【関連エントリ】 ●明日から韓国出張へ ●初韓国はデモの中 ●韓国料理三昧 ●韓国出張を終えて ●２度目の韓国訪問中 ●韓国訪問最終夜 ●金浦空港で出国待ち ●竹島問題で揺れる中 ●ソウル→東京へ ●連日連日の移動 ●４度目の韓国は中期間 ●韓国オフ��,市内観光 |
HOME
