今季最終戦を観戦
2011/10/25
クライマックスシリーズ進出を決め、今日が東京ヤクルトスワローズの今季最終戦。
そして、今季限りで16年間の現役生活にピリオドを打つ石井弘寿投手の引退試合。 引退試合と言えば、2002年の池山・2007年の古田の試合を思い出す。それ以来となる引退試合に駆け付けた。まだ、破られることのない左腕日本最速155km/hを記録したセットアッパー・石井弘寿の最後のマウンド。2006年のWBCで肩を壊してからその年を棒に振り、以来マウンドに立っていない。最後の勇姿を一目見ようと、神宮のライト側は満員だった(今回観たのはバックネット裏のよい席)。 打者一人のみの対戦だったが、涙を流しながらベンチに下がっていく姿には感動した。 そして、試合の方は広島の前田健太に9回1死までノーヒットにおさえられ、引退試合に、そしてクライマックスシリーズ直前に無安打なんてことが起きたらシャレにならんという気持ちで観戦していたが、ヒット1本で相手投手のリズムが狂い、ゲッツー崩れの間に同点。最後は福地の代打サヨナラヒットで見事サヨナラ勝ちをおさめた。 劇的なサヨナラ試合、最終戦セレモニー、そして感動的な引退セレモニー、温かい広島ファンの声援、合間を縫って神宮に行った甲斐が十分すぎるくらいにあった。 |