古田選手 現役引退試合
2007/10/07
ついに迎えた古田敦也の現役引退試合。
○『ありがとう古田敦也…燕の背番号「27」が現役生活に終止符』(SANSPO.COM) あと2試合は残っているものの、事実上今日の試合が現役最後の試合になる。 球団もこの偉大な選手のために引退シリーズを組み、今日2007年10月7日、今シーズンの神宮球場最終戦が古田敦也選手の引退試合となる。 試合開始1時間半前に球場に到着すると、ライト側は人だらけ。 こんなに人が集まっている神宮球場に来たのは、2001年のリーグ優勝や日本シリーズ、2002年の池山の引退試合以来である。いかに多くの人に愛されている選手だということが分かる。 様々な人がこの古田選手の最後の勇姿を一目見ようと神宮に掛け付けていたらしい。 ヤクルト黄金時代を支えた池山隆寛(現楽天コーチ)、去年までヤクルトに在籍していたメジャーリーガー岩村明憲。そして、当然ながら奥さんの中井美穂、さらに千野アナウンサーや磯山さやかはそれぞれブログで当日の様子を報告している。 我々ファンの注目は、今日“古田選手”がどう出場するかだ。 先発出場するのか、または、代打オレとして途中出場するのか...。 そして、先発のアナウンス。 一番からいつもと違う打順、 2番:ガイエル、4番:青木・・・そして、 『5番キャッチャー古田 背番号27』! 球場全体が大盛り上がり。 誰もが期待していた先発出場、しかも5番というかつての打順での試合。 結局、試合では4打席0安打。 しかし、その一打席ごとの声援と緑色のボードは凄まじかった。 そして何よりも興奮し、嬉しかったのが、両チームの演出だった。 ヤクルトの投手は途中から木田(古田がプロ入り初安打を打った投手)に代わり、8回表には黄金時代を共に過ごした石井一久がマウンドへ。さらに、8回裏の古田の最終打席で、何と広島のブラウン監督は前日に引退試合を終えた同期球団の佐々岡をマウンドへ送ったのだ。これにはヤクルトファン・広島ファンともに最高潮となった。最後は黄金バッテリーと呼ばれる4度の日本一を経験した高津がマウンドへ。高津−古田のバッテリーに対し、広島は前田と緒方を代打で送り、観る者を魅了し続けた。 栄光の背番号「27」(SANSPO.COMより) 打席に立つヤクルト・古田兼任監督を応援するファン(スポニチより) 引退セレモニーでは、自然体の古田兼任監督のスピーチがよかった。 高津や真中が泣いている姿も映し出されていた。 スタンドのファンと最後の別れを惜しむヤクルト・古田兼任監督(スポニチより) 古田兼任監督が詰めかけた大観衆に 別れを告げた(SANSPO.COMより) そして、最後に。 ファンへのラストメッセージの時を迎え、神宮のマウンドでファンの心の中に言葉のタイムカプセルを埋め込んでくれた。 「また会いましょう」 これほど嬉しい言葉はない。 また、いつか近いうちにヤクルトの監督として帰ってきてもらえる。それを3万人以上のファンの前で約束してくれたのだ。 18年間お疲れ様でした。 そして、多くの感動をありがとうございました! 【関連エントリ】 ●背番号27 永久欠番か ●古田選手引退 古田監督退任 ●代打オレ ●古田選手 2000本安打達成 ●明治神宮球場 ●ブログ導入開始 |
コメント
コメントはありません。
| | URL | | | |
コメントする
|
この記事のトラックバックURL
http://cebu.sakura.tv/blog/tb.php?896
トラックバック
トラックバックはありません。
| | |
|