暇だから試行錯誤
2005/06/29
先週までの「トレーニング」、「Cebu ICT 2005」、「Web Awards」が終わり、急に忙しくなくなった。
大学では新学期が始まり2週間が経つが、まだ新しいOJTが来ない。 今、特にこれといってやることがないので、正直暇である。 今週は、月曜日からただ何となく過ごしている。 隊員は、現実にこういう状況に置かれることが珍しくない。 フィリピンの隊員でも、直接話を聞いたり、HPを見ていると、そういう人がいる。そして、日本人の思考だと「暇だぁ、ヤバい。こんなところでオレは何をやっているんだ。何とかしてやることを見付けなければ!」と思ってしまう。 自分もそのうちの一人である。 でも、よくよく考えてみると、ボランティアが暇なくらいが配属先にとってはいいのではないだろうか。ボランティアが活動しなくても業務が廻っているのだ。ここで、「暇だから」とか「何か成果を挙げるため」に、ボランティアが配属先の望まないことをしても、それは所謂「援助の押し売り」になりかねない。 この辺の線引きが難しいところだ。 青年海外協力隊事業を含めた日本の政府開発援助(ODA)は、相手国が開発途上国からの離脱に向けて自助努力を支援することを目的としている。そして、協力隊は、その中でも草の根レベルの活動を担っている。 活動そのものの目的が「自助努力を支援・促進すること」であるなら、無理矢理プロジェクトを立ち上げるべきではないと思う。例え、自分が暇で(やることがなくて)納得いかなくても、既存プロジェクトがどんな風に流れていくか、傍で見ているのもいいかもしれない。 今は、そんな期間な気がする。 来週以降は、トレーニングや新規OJTの受け入れがあると思うので、今週は大人しくしていよう。 そんなこともあり、今週は毎日11時に配属先に行ってます。 |
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