高校生向けトレーニング
2005/07/19
昨日から新たな研修を受け持つことになった。
高校4年生(フィリピンには中学校は存在しない)を5日間、面倒見ることになる。 隣のLapu-lapu cityにある私立高校が、「Senior Internship Program」の一環で毎年行っているOn the Job Training。学生が政府機関や民間企業に派遣され、1週間トレーニングを受けたり業務の手伝いを行ったりする。我が配属先にも、おそらく選抜されたであろう生徒が数名やってきた。 どうして、この私立高校だけがこのインターンシップを実施しているのかは分からない。ただ、同僚によると「この高校はセブ近辺の私立高校の中でもエリートで、授業料も高い。皆、裕福な家庭の子供だよ。」と皮肉たっぷりに言っていた。 そんな高校だけに設備も充実しているのだろう。 基本的なパソコンの操作や、Word/Excel/Powerpointは普通に使いこなせる。 先月のトレーニングで、ほぼ初心者に近いおじちゃんやおばちゃんを指導した時と比べると、全然進捗度合いも理解度も違う。事前に考えていた計画よりも、かなり早く進んでいる。 こっちから「何を学びたいか」と聞いても、あまり明確な返答をしてこない。 質問の仕方が抽象的過ぎるのだろうか。金曜日まであと3日あるので、今日の夕方に同僚と相談し、同僚が現在行っているプロジェクトのお手伝いをさせようと思う。演習はあれど研修だけはOJTとは言えないし、そもそもこのインターンとして勤務するからには、業務に入ることに意味があると思う。 せっかくの機会だから、色々な経験ができるよう考えてみようと思う。 まだ、15,6歳である高校生が実務を体験できるのは、とても素晴らしい試みだと思う。受け入れる機関や企業の理解も必要なので、そう簡単にいくことではないと思うが、どんどん機会を増やして欲しいと思う。日本の高校でも、インターンシップを導入している所も増えてきていると言うし。 ちなみに、今週は毎日8時にオフィスに行かなくてはならない。 正直、しんどい。 |
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