タガイとバヨットの洗礼
2005/01/25
2週間程前に参加した誕生日会で出会った友人の友人の誕生日会に参加した。あの時が初対面で一緒にカラオケやディスコで深夜まで遊んだけど、親しい友人しか集まらない誕生日会に招待してもらえるのは本当にありがたい。
仕事の後に友人と待ち合わせをして、さっそく友人宅へ。小さな路地を歩いて奥に進んだところの家(掘っ立て小屋みたいな)が会場だった。食事は決して豪華ではないが、7品の料理とケーキやドリンクが用意してあり、既に何人かが食べ始めている。主役を見つけ、「Happy Birthday!」と軽く頬にキス(!!)を交わす。 食事をとりながらビールを呑んでいると、近所の人や職場の友人が次第に人が集まってきた。そして、少し遅れて学生の時の親しい仲間が10名やって来るらしい。その内訳は男1人・女9人と言っている。しかし、その一行が登場するとどう見ても男が5人いる。「男一人じゃないじゃん」と言うと、「Real Manは一人だけだよ」と言う。そう、4人もバヨット(おかまちゃん)がいたのだ。 強烈な香水の匂いと、気持ち悪い仕草...。しかし、驚くことにそのうちの2人が先生で、省庁で働いているのもいる。バヨットが至る社会にいるフィリピンでは、普通のこと。ちなみに、自分の配属先にも一人居たりする。 自慢でも何もなく、むしろ困っていることなのだが、『オレってバヨットにモテる』のだ。。。今回もバヨットに気に入られしまい、最初は普通に会話をしていたのだが、それとなく触れてきたり手とか握ってきた・・・あまりの気持ち悪さに逃げるしかなかった! 場所を移してしばらくすると、Tagay(タガイ)が始まった。 メンバはフィリピーノ2人・フィリピーナ1人・自分。 Tagayとはタガログ語で「乾杯」を意味するらしいのだが、酒の回し呑みの儀式を指すらしい。「Tagay!」と言って、自分でグラスにビールを注いで、一気に飲んだらボトルとグラスを次の人に回すというもの。学生の頃よくやったなぁ。久々の一気。1リットルのボトルが5本目に入ると、かなり酔いがまわってきた。でも、酒に関しては負けたくなかったので、女性が抜けた後も3人で続けた。面白いゲームだったけど、正直最後はかなり辛かった...。 帰宅すると酩酊状態。 すぐに寝てしまった。 |
コメント
バヨットは、ゲイでもなければオカマでもありません。女装が趣味の男でもなければ、男っぽい女でもない。血液型が4種類でなく200種類近くあるように、性別も男女ふたつだけではないのです。第3の性、というのが存在します。しかも第3の性は更に多数に分類されます。その中のひとつが、バヨットです。
詳細は「トランスジェンダー」を検索してみてください。日本ではほとんど知られていないマイナーな情報で残念です。。。
| バヨット | URL | | 2010/08/17 07:44 PM | 0mEOujXs |
>バヨットさん
コメント、ありがとうございます。 バヨットの件、いろいろ勉強になりました!
| TK | URL | | 2010/08/20 01:55 AM | t7NprYd. |
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