信用できない教科書
2005/10/05
少し前に載っていた記事より。
教育省では、全国の公立小学校および高校で採用されている可能性のある英語および社会科学の教科書130冊に文法的間違いが多いことを発見した。 英語を話す人口が世界3位と言われるフィリピンの教科書が、こんな状況。 日本で使われる英語の教科書と言うと、いわゆる基本的な間違いの無い英語である。文法や語彙に関するミスはなく、完璧に近い教科書だろうと思う。それが実際にどう使われているのかは、問題にはなっていないと思う(最近の教科書は分からないが)。 でも、言葉というのは、中身はどうあれ伝えることが大切だと思う。 文法が完璧でも伝わらなければ意味がない。逆に、文法が滅茶苦茶であっても、相手に自分の言いたいことが伝われば良いのである。 教科書が間違いだらけというのは問題だが、個人的には、フィリピン人は英語で意思の疎通が自由自在にできるから、それでもいいのかなと思う。 続きには、こんなことが書いてあった。 現在教育省は最安値の入札価格だけをベースに教科書を調達していたこれまでのシステムに代えて、4段階の検定を行っていると説明した。結局は、予算が掛けられないということが起因だったらしい。 現在は検定を行い始めていると言うので、徐々に改善されていくのかな。 |
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