バンタヤン出張1
2005/11/17
今日から1泊2日でバンタヤン島(Bantayan Island)へ出張。
バンタヤン島はセブ島の北に位置する島で、セブシティからバスとフェリーを乗り継いで4時間以上かかる。徐々に観光地化されてきてはいるが、まだまだ素朴さが残っており、ビーチがとても奇麗な島。また、同期のH隊員が村落開発普及員として派遣されている島でもある。 総勢10名。 アメリカン人ボランティア、オランダ人ボランティアとそのスウェーデン人の奥さん、そして日本人、4人の外国人と配属先の同僚6人。多国籍な一団である。 人数が多いため、配属先のバン(Government Car)で朝8時に出発した。 途中のボゴ(Bogo)という街で1時間ほどDried Fish Projectに関するミーティング。自分には何の関係もないプロジェクトだったが、一応ミーティングに参加した。昼食を近くのカンティーンで済まし、ハグナヤ港へ。 セブ島のハグナヤからバンタヤン島のサンタフェまで、フェリーで約1時間。 サンタフェ港に到着 港には、お迎えの車が来ていた。 VIP待遇である。 まずは宿泊先のBadyon Beach Resortに行き、荷物を置く。 ここに来るのは2回目。パウダー状の白いビーチが広がっており、眺めは最高。 そして、今回の主目的である寄与するパソコンを4台持って、Santa Fe Central Schoolへ。10人で小学校に入っていくと、大変な騒ぎになる。そりゃそうだ。パソコンなど大きな段ボールを抱えた外国人を含む団体が突然小学校を訪問するのだ。一気に人だかりができ、大歓迎を受けることになる。「Good Afternoon, visitors!」という声があちらこちらから聞こえた。 皆、笑顔で迎えてくれ、その場で歌やダンスを披露してくれた。 掃除中にカメラを向けてみると子供達はすぐに集まる 恥ずかがりながらも歌を披露してくれた 先生の指示でこの女の子はダンスを披露 その後、先生達とミーティング。 そして、寄与する新しいパソコンの組み立てと設定を行う。 この小学校には900人の生徒がいるが、今までパソコンは1台しかなかったらしい。パソコンの授業もあるのだが、たった1台ではほとんどの生徒がパソコンに触れられない。2台目以降のパソコンを買う予算がないのが理由である。だから、今回の国(政府)からの4台ものパソコンの寄与は、生徒にとっても先生にとっても願ってもいないチャンスなのだ。 パソコンを使って打鍵の練習をしている生徒達 一通りの設定を終えたのが6時。 その後、レストランで夕食を食べ、カラオケへ。 日本の曲も20曲くらい入っており、サザンの「TSUNAMI」を歌わされた。 去年末の災害で一躍有名になった“TSUNAMI”という言葉に反応したのだ。この「TSUNAMI」がどういう曲なのか聞かれ、「Love song だよ」と答えておいたが、皆???だったと思う。でも、よくよく考えてみたら「津波」というタイトルは何なのだろう(“津波のような侘しさに・・・”という歌詞があるが)。 夜は賭けポーカーをやり深夜2時に就寝。 明日は式典に出席。 宿泊したBadyon Beach Resort バンタヤン島のホワイトビーチ 続く・・・ |
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