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死刑廃止法成立
2006/06/27
死刑廃止法成立これで、約1000人の死刑囚が執行を免れるらしい。 この死刑囚の中に日本人も数人含まれるという話を聞いたことがある。 日本では最近、こんなニュースが報道されて騒がれている。被害者の家族が加害者に対して、無期懲役判決を破棄し、死刑を求め続けていると...。 なかなか難しい問題だ。 というか、未来永劫続く問題なのかもしれない。 被害者の気持ちを考えれば、死刑を望むのも理解できる。でも、人権や冤罪の可能性などもあり、死刑廃止論があるのも事実だ。国によって制度はまちまちで、イスラム圏の国々は死刑存置に積極的だと言われる。 ちなみに、キリスト教会（フィリピンでは、国民の約85％がカトリックである）は、死刑は犯罪を抑止しないとして反対している。そんな中、今回のアロヨ大統領の死刑廃止の施策を成立させ、死刑囚を終身刑に減刑したのは、「人気低迷の大統領が死刑制度に反対するキリスト教会の支持を得るための策略」などと批判もされているらしい。  本文によると、1987年に一度は廃止をし、その後復活させ、そして今年ふたたび廃止となったようだ。これだけ紆余曲折を経るということは、それだけ難しい問題なんだろうと思う。この繰り返しに、どんな思惑が含まれているのだろうか。日本でも度々論争になる「死刑廃止」、今後日本ががどのような方向に動いていくのか注目される。 |
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コメント
海外協力隊、ご苦労さま。私も1974年に「洋上大学」でマニラに寄港し、２日間ほど近辺を歩いたことがあります。初めての海外で、自分の英語が通用することにびっくりしました。現地の人たちが純朴だったことと、マニラ湾の夕焼けの美しさが忘れられません。06.6.28 志村建世
| 志村建世 | URL | | 2006/06/28 01:08 PM | r1xDe1aM |
TBありがとうございます。
この記事を死刑廃止・存置に関する考察を深めるために大いに参考にします。
| 清高 | URL | | 2006/06/28 08:42 PM | a1eiOolg |
＞志村建世さん
コメント、ありがとうございました。 1974年ですか・・・当時のマニラというのが想像できません。 マニラ湾の夕日は「世界三大夕日（本当かどうかは定かではありませんが）」と言われるほど、キレイです！ ＞清高さん コメント、ありがうございます。 清高さんのブログも、大変参考になりました。
| TK | URL | | 2006/06/29 10:38 PM | nTNu9XTY |
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