ハロン湾クルージング
2006/10/01
「9月17日 ベトナム・カンボジア旅行二日目」その3。
ハロン湾をクルーズし、奇岩群の中に入っていく。 波の浸食によって造られた奇岩 海賊船(?!)で進むと雰囲気抜群 奇岩に囲まれた神秘的な光景の中を船はゆっくりゆっくり進んでいく。 遊覧船の2階はデッキになっており、そこから素晴らしい景色が一望できる。心地よい風を受けながら、下には降りずにずっと景色を眺めていた。約1時間、こんな景色が続いていた。 ちょっとした映画のワンシーンのようだった 奇岩群に囲まれた海の上では水上生活者の家が拡がる 自然が織り成す美しき芸術 幾つかある島の中には、鍾乳洞があり、そこに立ち寄ることができる。 人工的に過度にライトアップされた鍾乳洞の中を、しばらく歩いて回った。 海の向こうにも奇岩が群がる 約3時間半のクルージング終え、出発地点の港に戻ってきた。 休む間もなくバンに乗り、ハノイにとんぼ返り。 帰りも車内でひたすら寝る。ホテルに到着した時は19時近かった。 早朝から夜までの一日掛かりのツアー、けっこう疲れたけれど、ハロン湾の世界遺産は期待通りの迫力があった。カンボジアに行く前、まずはベトナムで最も行きたかった場所を制覇した! とりあえず、シャワーでも浴びて夕飯を食べに行こう。 今夜こそは現地の食堂のような、安くて旨い屋台のような店を探そう。 |
いざハロン湾へ
2006/09/30
「9月17日 ベトナム・カンボジア旅行二日目」その2。
12:00にハロン湾の船乗り場に到着した。 ここから船(遊覧船)に乗り換えて、昼食も船内でとる。 「ハロン湾」は、この旅でアンコール遺跡に次いで来てみたかった地だ。 湾内に点在する奇岩の景観が、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に指定されている。ハノイからだと1泊のツアーが一般的らしいが、忙しい日本人向けに日帰りのツアーも多々あるらしい。 ハロン湾をクルーズする遊覧船 海賊船のような船に乗り込む。 船内はとてもキレイで、乗船と同時に昼食の準備が始まっていた。 船乗り場 船が出発して写真を撮っていたら、すぐに昼食が運ばれてきた。 どうやら、奇岩群の地点までは30分ほどかかり、それまでに昼食を済ますらしい。 カニ・シャコ・エビ・野菜炒め・魚・米・カンコンと現地料理が次々に運ばれてくる。しかも、どれも旨い! ドリンクは別料金とのことだが、このリゾートっぽい雰囲気にはビールしかないと思い、昼間からビールを呑むことにする。 日曜日ということもあり、数多くの遊覧船が海に浮かんでいる 食事も終盤に差し掛かる頃、世界遺産に登録されている奇岩群が目の前に広がってきた。 この奇岩の数々。 今年3月の任期終了直前に訪れたフィリピンはパワラン島のエルニドにそっくりだ。エルニドにも切り立った奇石が無数に海に浮かんでいた。迫力はハロン湾の方がすごいが、海のキレイさ度合いはエルニドが素晴らしすぎて比較にならないな。 〔エルニドの様子はこちら→2006年3月2日 エルニドで海遊び〕 続く...。 |
バッチャン村
2006/09/29
「9月17日 ベトナム・カンボジア旅行二日目」その1。
朝6:45に起床。 ビュッフェ形式の朝食は、まあまあだった。 急いで仕度をして、ホテルのロビーに向かう。 今日は、昨日申し込んでおいた「バッチャン村とハロン湾」へのツアーに参加する。昨日は現地の旅行会社を探す時間がなく、空港にお迎えが来た日本人を対象にした若干高いツアーに参加するしかなかった。 二組の夫婦が他の参加者で、観光客5人+ガイド・ドライバーでバンに乗り込み、一日掛かりのツアーが始まった。 まずは、ベトナム陶磁器の一大産地として知られるハノイ市内から車で30分ほど離れたところにある「バッチャン村」へ。特に興味はなかったのだが、ハロン湾行きのツアーに組み込まれていた。 バッチャン村の街並み 街を一歩踏み入れると、村全体が陶磁器だらけのように感じる。 道路の両側に工場があり、土産屋もたくさんある。ガイドに付いていき、工場内を見学することができた。その後、強制的にお土産屋へ。まぁ、今日はツアーに参加しているから、自由が利かないのは覚悟の上だ。でも、見学する所も土産を買う場所もガイドに指定されてしまうのは、いかがなものか。 こんな旅二日目にお土産なんて買う気はさらさらなかったので、適当にぶらつく。よく見てみると、ドアに日本語で“いらっしゃいませ”と書かれている店が多く、そのうちの半分くらいの店舗でカードが使えるらしい。こんな素朴な田舎でも、日本人観光客は金を落としていく鴨として扱われているのだろう。 陶磁器製作の過程を見学することができる1 陶磁器製作の過程を見学することができる2 まぁ、寄らないよりは寄って良かったかなくらいで、メインの地へ。 移動時間は約2時間半あるので、バンの中で眠ることにした。 |
ハノイの夜
2006/09/28
「9月16日 ベトナム・カンボジア旅行一日目」その2。
ハノイ市内のホテルにチェックインし、部屋で休憩。 ツアー料金からエコノミークラスのホテルを予想していたが、思っていた以上に遥かにいいホテル。中級クラスだろうか。造りがヨーロッパ調の建物で、すごい落ち着いている。部屋もなかなかキレイで、もちろん二人部屋だから広々と使える。 隊員時代にフィリピン国内を旅していたときに使っていた宿とは大きな違いだ。 そう、ボーイが部屋に案内してくれて、一通り部屋の設備について説明してくれた。その後、彼は何かを待っているようだった。事前に仕入れた情報では、ベトナムではチップは必要ないはずだったが...。どうしようか迷ったが、本当によく分からないし、相場も知らなかったので、とぼけたふりをして適当に誤魔化した。 そして、あまりもの眠さに仮眠。 起きたら18:45で、外は既に真っ暗だった。 とりあえず、夕飯を食べようと地図を持って外に出てみることにした。 相変わらずバイクの量が多い。 一人で歩いているとバイクタクシーの次々と声を掛けられる。 今日のところはすべて無視し、とりあえず歩いてみようと思った。 ホアンキエム湖をまわり、旧市街の方へ行ってみる。ベトナム料理が食べられる店を探していると、たまたま声を掛けられたので入ってみることにした。 まずは、ビアハノイを呑む ビアハノイとフォーを注文し、30,000ドン。 日本円に換算すると200円くらいだろうか、やっぱり安いですな。 満腹になったところで、再び夜の街を散策。 ハノイの旧市街を歩く1 ハノイの旧市街を歩く2 夜になってもバイクの往来は途絶えることがない ホアンキエム湖 歩いてホテルに戻ると、22時近い時間になっていた。 明日はちょっと離れた世界遺産の観光地へ行くことにしたので、早めに寝ることにした。 |
ハノイ到着
2006/09/27
「9月16日 ベトナム・カンボジア旅行一日目」その1。
9時に成田空港に到着しないといけないため、普段より2時間半も早く起きる。 ぎりぎりの時間で慌てて準備をし、大きなバックパックを背負って、駅までダッシュ。何とか、7時前の電車に飛び乗った。日暮里駅で京成線に乗り換え、空港第2ビル駅に到着。 指定のブースで航空券をもらい、チェックインカウンターに行くと、大行列。 どうもベトナム航空では11時という同時刻にハノイ行きとホーチミン行きの2便があるらしく、それにこの連休も絡んで観光客が押し寄せたらしい。結局、1時間近くも並ばされ、ようやく手続きが完了した。 若干遅れて、11:15に離陸。 飛行機に乗るのも5ヶ月ぶりであれば、日本を離れるのも5ヶ月ぶり。 相当眠かったし、窓側の席は取れなかったので、機内では寝て過ごすことにした。 ちなみに、機内で配られた入出国カードはベトナム語版しかないとのこと。英語版くらい、あるもんなんじゃないの?仕方ないから、ガイドブックの「入出国カードの書き方」に載っているベトナム語と睨めっこしながら、何とか埋めた。けっこう、周りの人も困惑していた。 ベトナムとの時差は2時間。 着陸前に、腕時計を2時間遅らせた。 ハノイの気温は32度らしい。最近の日本は涼しかったら、暑いのが嬉しい。 ハノイ空港で入国審査を待つ ハノイ空港で現地ガードのブーさんと合流。 当初は格安航空券だけ取ろうと思っていたが、いろいろ比較するうちに安いパックツアーにした方がお得ということが分かったのだ。今回、飛行機4便・ホテル7泊(朝食付き)・ホテルまでの送迎付のパックに申し込んだ。 空港内で$50を両替。 $50が750,000ベトナムドンになった。 こんな単位が大きいと、慣れるまで時間がかかりそうだ。 空港からハノイ市街地までは来るまで45分。 空港は田舎部の方により、その周りがフィリピンのような景色で、懐かしい感じがする。東南アジアっていうのは、どこも似たような雰囲気がある。 ハノイ空港から市街地へ、やたらと長細い建物が目立つ 市街地に入ると、バイクの量がとんでもないことになっている。 バイクだらけ、クラクションの連続、信号なし、交通ルールがないようで秩序は守られている感じがする。 そんな懐かしい気分に浸りながら、現地時間で16時にホテルに到着した。 |