帰国を意識する時
2005/12/17
マニラ滞在中に15年度2次隊のデシピ(Despideda Partyの略)が隊員ドミトリーが行われた。任期延長している隊員を除けば、次に帰国するのは我々15年度3次隊である。
フィリピンに赴任して20ヶ月が経過し、任期終了まで残り4ヶ月を切った。 そして、隊員総会中に「帰国時ハンドブック」が配布された。 この「帰国時ハンドブック」を手にして、心の底から喜ぶ同期隊員、まだやるべきことがあり複雑そうな同期隊員、様々な表情が見えた。 時だけが経過してほとんど実感していなかった日本への帰国が、現実に迫っていることを意識した瞬間である。派遣前訓練でもそうだったが、半分を過ぎてからの時間の流れが速く感じる。4ヶ月後には任期を終え、フィリピンを離れ日本にいることになる。そろそろ、自身の活動の終わらせ方を考えなくてはいけない。 「帰国時ハンドブック」には、帰国後プログラム(帰国時オリエンテーションや健康診断)・帰国後の手続きが詳細に記されている。嫌でも帰国後のことを考えることになる。 帰国翌日に、自力で電車に乗って広尾や新宿に辿り着けるのだろうか...。 |