歯科ボランティア1
2006/02/11
第23回KADVOセブデンタルフリークリニックに参加。
日本からKADVO(Kanagawa Alliance of Dental Volunteers Overseas:神奈川海外ボランティア歯科医療団)という歯科医団体がセブにやって来る。 去年の参加から、もう1年が経つ。 (去年は様子はこちら→一日目・二日目) 1年振りのKADVOの方との再会を心待ちにしていた。 今年は、KADVOから歯医者・歯科衛生士・歯科技工士・一般参加者を含め約50人が、この無料歯科治療ボランティアのためにセブに来ている。また、フィリピン側の歯医者組織・CDS(Cebu Dental Society)からも30名近い歯医者が参加している。 この活動に協力隊が関わるようになって4,5年が経つ。 今日は、例年の倍近い8名がお手伝いすることになった。 我々の役割は、予診の通訳と治療器具の消毒など。 生憎の雨の中、朝8:30から治療が始まった。 自分は通訳できるほど言葉(現地セブアノ語)に自信がないので、去年に続いて消毒部門に入った。消毒部門では治療で使った器具を集め、丁寧に洗い、滅菌し、種類ごとに分け、分配する。この一連の作業を約10人で分業する。 これらの作業の中で、器具の収集・分配を積極的に行った。予診部門・充填部門・外科(抜歯)部門・歯周部門、全ての部門を行ったり来たりする。雨の中、重い器具を持って移動するのは辛いが、様々な場を見ることができてとても面白い。 この部門には一般で参加したボランティアの方が多くいる。歯医者や歯科衛生士ではない一般の方々で、ボランティアに興味あったりフィリピンが好きで参加している。そんな方々と話すのは興味深い。 治療に訪れる子供達と話をしたり、写真を撮ったりと交流するのも楽しい。 治療は15:30まで続き、今日一日で650名もの治療を行ったそうだ。 昨晩、日本からセブに着いたばかりで疲労の中、朝から夕方まで治療に集中しているKADVOの方々には、ただただ頭が下がる。本当にお疲れ様でした。 夜は、夕食会。 ここで、参加している協力隊が一人一人自己紹介させられた。 そして、明日のパーティーで隊員による「よさこいソーラン」披露することが決まった。 明日に続く |