歯科ボランティア2
2006/02/12
昨日に続いて、第23回KADVOセブデンタルフリークリニック二日目。
相変わらず朝から雨...。 こんなに雨が続くのも珍しい。 KADVOの活動も、今年で23年目というが、雨というのは初めての経験らしい。セブと言えば、「真夏・青空」というイメージがあるため、今回二日間とも終日雨というのは気分が乗らないらしい。 それでも、治療をする立場としては涼しいのはラッキーなのではないか。去年は、本当に暑くて治療を行う教室にも扇風機数台しかなく、汗だくになりながら歯医者さん達は治療を続けていた。よくこんな暑い中、集中力が持続するものだと感服したものだ。それに比べたら、今年は治療には向いている気候だったかもしれない。 今日も消毒部門に入った。 ひたすら器具を消毒し、分配する役。 予診部門・充填部門・外科(抜歯)部門から次々に足りない器具のオーダーが入る。二日も続けていると、専門的な器具の名称(日本語と英語)を身に付けることができる。そして、普段の運動不足のためか、器具を運ぶだけなのに腕が筋肉痛になった。 消毒部門の様子 15:00前に治療終了。 この二日間で1,300名もの診断・治療を行ったとのこと。 今年は比較的大人の数が多かったように感じる。去年は、今年よりももっと貧困層(スクワッターエリアだった)を対象にしていた、かつ平日に診療を行ったため、子供の数が多かった。 終了後、貸切ジプニーに分乗して夜のパーティー会場へ。 フレンドシップ・パーティーと題された会では、KADVOのメンバーの里子80名も参加し、総勢200名近い盛大なパーティーだった。 参加した里子達 ここで、我々協力隊はよさこいソーラン本番・第2回よさこいに続く、第3回「よさこいソーラン」公演を実施。途中から日本人歯科医・フィリピン人歯科医・子供達を巻き込み、なかなかの好評が得られた。久々でどうなるかと思ったが、よかったよかった。 パーティー終了後、一度ホテルに戻り、N隊員と二人で歯科医達の2次会に参加させてもらった。場所は、オフィスの近くの「Tinder Box」。昔、一度だけコーヒーを飲みに来たことがあるが、呑みに来たのは初めて。驚くべきことに、ここにはローカルビール(つまりサンミゲールビール)が置いてない。仕方がないので、アサヒ・スーパードライを注文。 めちゃ、旨っ! ここでは、歯科医さん達は一番高いワインやステーキを注文。 美味しい美味しい料理をご馳走していただきました。 日本では歯科医院でしか接することがない歯科医や歯科衛生士さんと交流が持てるのは本当に貴重な体験でした。また、日本での仕事と両立をして、こうやっボランティア活動も行う方々を見て刺激を受けました。 KADVOの皆さん、本当にありがとうございました。 日本に帰国しても、関わっていけたらなと思います。 |