最近の生活は
2006/04/24
帰国して二週間が経過。
帰国直後に抱いていた違和感も、時の経過とともに薄れてきた。こんな風にして徐々に慣れていくのだろう。 最近、自分は何をしているのだろう。 毎晩のように呑み歩き、日本の友人達と会っている。 昼は、物件探しに出掛けたり、車で近隣の街を走ったりした。 でも何だか、物事や目標を達成した後の虚脱感に近い状態になっている。 日本はテレビが本当に面白く、テレビさえあれば何時間でも過ごせそうな気さえする。街に出れば、物・食に溢れており、街もその街にいる人達も皆がお洒落だ。退屈させないような店やレストランが至るところに建ち並んでいる。電車の中では乗客の半数以上が携帯電話をいじっている。 でも、自分は何となくその中に溶け込めないでいる気がする。 毎日毎日笑顔で幸せそうだったフィリピン人に囲まれていた2年間と、物・食・情報すべてがこんなにも豊かなのに「目が死んでいる」人が多い日本・・・もちろん2年前の日本と何ら変っていない、自分の中の意識だけが変ったのだろうと思う。 フィリピンの日常の娯楽といえば、カラオケ・ディスコ・酒を呑む、あとは海に行くことだけだった。それしかなくても、毎日が楽しかったように思う。日本での日常の娯楽と言えば、数え切れないくらい選択肢はあるだろう。でも、何だかイマイチなのである。今は、そう感じずにはいられないのだ。呑んでバカをしている時でも、協力隊として赴任していた頃のことを思い出したりしてしまう。あの頃は良かったなぁ、と。 今週からは職場にも復帰する。 いつまでも過去を振り返ってばかりいてはダメだ。 もう隊員ではないのだから、日本人として日本で前向きに生きる。 2006年4月21日(金) 神宮球場にて 東京ヤクルトスワローズ vs 横浜ベイスターズ 「神宮での横浜戦、3点を追うスワローズは8回裏、米野選手、青木選手のタイムリーで1点差に詰め寄ると、 代打・土橋選手がレフト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、5対4で劇的な逆転勝利を飾りました。(公式HPより)」 古田監督のブログにもこの試合のことが書かれています。 |
コメント
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>「目が死んでいる」人が多い日本 たしかにそうですね。 私みたいに、2週間ほどいただけでもそう感じますから TKさんのように2年間も滞在していたらなおさらでしょう。 『フィリピンはこうだよ』と話しても 実際に経験した人でなければ、なかなか理解してもらえません。 私達は日本人ですから、日本人として フィリピンの人々の笑顔や輝く瞳を心の糧に頑張るだけです。 うまく言えませんが、帰国したばかりのTKさんの気持ちが 多少なりとも理解できるのでコメントさせて頂きました。 お互い頑張りましょうね。
| mahal | URL | | 2006/04/26 08:39 PM | evJfSKkQ |
>mahalさん
そうですね、なかなか理解してもらえないですね。 途上国という抽象的なイメージはあっても、その詳細は分かっていないようです。 自分もフィリピンに行く前はそうであったし、それは仕方のないことだと思っています。 何とか具体例を挙げて伝えようと努力はしていますが...。 お互い頑張りましょう!
| TK | URL | | 2006/04/29 12:21 AM | fifFATQE |
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