フィリピンで凧
2006/03/08
週末にMoalboal(モアルボアル)へ行った時のこと。
パナグサマ・ビーチの一部のエリアで、懐かしいモノが流行っているらしい。 それは、「凧」! 子供も大人も、夢中になって遊んでる。 凧糸(というかロープ)が驚くほど長く、めちゃくちゃ空高く上がる。 夕日をバックに夢中で凧と戯れる少年を撮ってみた。 |
孤児院訪問
2006/03/07
週末に会った日本の学生達が孤児たちとの交流プログラムに参加している孤児院を訪問させてもらった。
場所はAyala Center Cebuから徒歩7分程のところにあるAsilo De la Milagrosa。 大きな教会があり、何度も前を通ったことがあるのだが、ここに孤児院があることは知らなかった。もちろん、中に入ったのも初めてである。この施設は教会によって設立され、120名の孤児が生活している。以前は学校だった建物をそのまま使っており、奥に入ると庭や小さな公園もある。 孤児院・Asilo De la Milagrosa 午後3時頃に到着すると、日本からの学生達は庭で英語の授業を受けていた。 このボランティア・プログラムは春休み中に学生を募り(必ずしも学生でなくても参加できるらしい)、自腹で費用を払って参加し、2週間孤児院で生活・活動をするそうだ。施設のソーシャルワーカーやシスターから、その日ごとに仕事を与えられ、洗濯・掃除・食事の準備・赤ちゃんの世話などをする。もちろん、子供たちとの交流もプログラムの中にはある。そして、活動するにも生活するにも英語は必須となるので、この期間中に簡単な英会話もレッスンも組み込まれているらしい。 ちょうどそのサバイバル英語を習得している時間に行ったことになる。 明日が活動の最終日で、明後日は日本に帰国する予定とのこと。 明日の最終日のパーティーのために、「世界に一つだけの花」などの歌や紙芝居を練習していた。そして、言葉があまり通じなくても孤児たちから慕われ、本当に仲良くやっていた。 そして、この孤児院にいる子供達。 親に捨てられた子供、親を亡くした子供、親が貧しくて育てることができない子供、親が刑務所に入っている子供、色々な境遇の子供がいる。でも、この孤児院にいる子を見ていると、本当にそんなバックグランドを持った子供達なのかと疑問を感じてしまうほど、皆が明るくて笑顔を絶やさない。 今回この活動に参加していた5人中4人の女性は、大学2年生。 こういう活動に積極的に参加し、行動するパワーはすごいなと思った。 自分が大学2年(19歳)の時を顧みると、ちょっと反省してしまうな。 別に後悔はまったくしていないけれど...。 |
Made-in-cebu.com
2006/03/06
Made-in-cebu.com 配属先が1年以上前から力を入れているSME.Net ProjectのLaunchingが本日行われた。 配属先が主催するセミナーや会議をこの2年間たくさん見てきたが、その中でも最も盛大だったと思う。皆、事前に打ち合わせをしたように結婚式に参加するかのような正装で出席した。 会場となった「Casino Español de Cebu」 結婚式にも使われる会場がLaunchingの場所となった SMEとは“Small and Medium Enterprises”、つまり中小企業のことを指す。セブを拠点にするSMEのポータルサイトを作成するという一大プロジェクト。既に、「Made-in-cebu.com」のサイトにて、公開されている。このサイト構築は同僚のRichardがほぼ一人で作成しているのだが、10%くらいは自分の手が入っている。 キャッチフレーズは、“E-nabling Enterprises to Access the Global Market.” 出席者は、セブ市長のTomas Osmeña氏やカナダ大使といったVIP、セブの政府機関や大学関係者を含め約120名。報道関係者も来ていた。この会の開催自体に全くタッチはしていなかったのだが、1ヶ月以上前から同僚達が準備していた光景を思い出す。これだけのパーティーをゼロから企画し、実行してしまうところが素直に凄いと思う。 VIPや各SMEの社長達のスピーチが会の大部分を占めており、決して面白いモノではなかったが、自分が携わったプロジェクトの披露パーティーがこのような形で行われ、それに出席できたことが嬉しかった。 主催者全員で記念撮影 まだまだ発展途上ですが、“Made-in-cebu.com”をよろしくお願いします。 |
比で2度目の誕生日
2006/03/05
協力隊に関わって3回目の誕生日が来た。
∴協力隊に関わって、3つも年を取ってしまったことになる。 (去年:「異国で誕生日」 / 一昨年:「派遣前訓練58日目」) 誰も言ってくれないから、 誕生日おめでとう、俺。 Happy Birtyday to me... フィリピンで迎える2度目、そして最後でなるであろう誕生日。 去年はフィリピン流に則り、同僚を日本食レストランに招待した。パーティーに大金をはたいた。でも、今年は帰国間近のため、今月末に企画しているデシピディーダ(Despideda Party:送別会)に力を入れたいと思い、オフィスでも特に何も行う予定はなかった。 でも、やっぱり1週間前からオフィスでは「Advanced Happy Birthday!」と連呼される。さすがに無視して何もしないわけにはいかないなぁと同僚に相談したところ、“小さなパーティーでも良いから開催しよう!誕生日は祝うモノよ!”と言われた。 そこで、当日急遽、ピザ・マノック(チキン)・パンシット・ソフトドリンクを準備してもらった。全額払おうとしても受け取ってもらえず、P300ならとやっと受け取ってもらえた。 小さな誕生日パーティーに準備した食事 そして、お祈りと誕生日ソングからパーティーは始まった。 本当にありがたく、照れました。 誕生日当日はカワサン滝から帰った後の夕食会で、Niñaと日本の学生達がケーキを準備しており、そんな予想外のドッキリ企画に感動してしまいました。 Daghan Salamat. |
カワサン滝公園
2006/03/05
昨日モアルボアルで夕食を食べている時に、友人のNiñaからテキストが入った。今、モアルボアルに来ていることを知っているため「明日Kawasan Waterfalls(カワサンの滝)に行くから、一緒に行かない?」との内容だった。
本当は午前中はモアルボアルでのんびり過ごし、昼前にセブシティに向けて発つ予定でいた。しかも、カワサンの滝へは既に行ったことがあるため、あまり乗り気はしなかったのだが、「日本人の学生達も一緒なので、通訳・サポーターとして日本人を相手してくれないか」と言われたので、仕方なく了解した。 そして、今朝。 朝から天気が悪く、小雨。 10時にモアルボアルのマーケット待ち合わせとしていたが、起きたのが9時半で余裕で遅刻。皆を20分近くも待たせてしまった(相手が日本人ということを忘れていた…)。 待ち合わせ場所では日本人4人、Niñaを含めたフィリピン人2人が待っていた。 話を聞くと女性3人は大学2年生で男性1人は大学院2年、関西の学生を対象としたセブの孤児院でボランティア活動するスタディーツアーに参加しており、セブに2週間滞在するようだ。今日は日曜日に終日自由だったので、遠出をすることになったらしい。 あっちは、急遽モアルボアルで待ち合わせることになった小汚い日本人にけっこう驚いていた。年頃の女子大生はお洒落で、「何者だ、コイツ」という目で見られてしまった。 モアルボアルから7人でバスに乗り、バディアンという街で下車。 そこから川沿いのハイキングコースのような道を歩くこと20分、ようやくカワサンの滝に到着する。小雨で肌寒いのに、日曜日だけあって、多くのフィリピン人や欧米人で滝壺周辺は賑わっていた。 滝壺では泳ぐことができ、イカダもあるのだが、寒かったので自分は遠慮した。でも、他の6人はセブシティを出る時から服の下に水着を着てくる気合の入れようで、寒さに震えながらカワサンの滝を楽しんでいた。 Kawasan Waterfalls(カワサンの滝) 滝壺周辺にあるレストランと簡易宿 4時頃までカワサン滝公園で過ごし、バスでセブシティに到着したのは夜7時半。その後、皆で中華レストランで夕食を食べた。突然のことだったが、昨日宿泊しなかったらカワサンの滝には行けなかっただろうし、久々に旅行を満喫した週末でした。 |