2005/09/13
日曜日の衆院選、自民党圧勝に終わったようだ。

実は、ここフィリピンでも海の向こうの総選挙の結果には高い関心を示していた。
毎日新聞の記事を紹介しよう。
 フィリピンの各メディアは12日、日本の総選挙結果を「小泉首相が地滑り的勝利」とトップニュース扱いで速報した。

 地元民放局のABS−CBNはホームページの国際ニュース欄に「中国と韓国は(選挙結果を)それほど歓迎しないだろう。小泉首相の就任以来、日本のナショ ナリズムの高揚で中韓両国との関係が冷却化してきたからだ」との分析記事を掲載。日本から長年、経済支援を受ける一方、近年は中国との関係を強化し、韓国からの観光客が激増しているフィリピンの国際的立場から、今後の日中韓3カ国関係への懸念をのぞかせた。

記事のソースを見れば分かると思うが、タイと台湾が親日的なコメントをしているのに対し、フィリピンのコメントは何なんだ...。

意味が分からない。
日本とその隣国2つが仲が悪くなるのは心配、という内容に読み取れる。つまり、これからフィリピンは中国と韓国を大事にしたいから、日本ではここ数年続いた小泉政権がこれで終わりになれば都合が良かったのに・・・とでも思っているのだろうか。もっと親日的なコメントかと思っていたら、どうして、ここで中国と韓国が出てくるのだろうか。理解に苦しむ。


これ以上書くと、思わぬ方向に話が逸れそうなので、ここまで。

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| ニュース | 2005/09/13 11:59 PM | comments (6) | trackback (0) |
2005/09/12
先月の始めから、オフィスに毎日のように物売りの少年がやって来る。

年の頃は6,7歳だろうか。
我々は、この少年を「サギング・ボーイ(Saging boy)」と呼んでいる。
直訳すると、「バナナ少年」。そう、いつもおやつの時間にバナナキューやバナナの春巻き売りに来る。オフィスに物売りが来るのは珍しくはないのだが、こんな小さい子が一人でやって来るのは珍しい。おそらく学校には行っていないのだろう。こうやって親の手伝いをして、金を稼いでいる偉い少年。

バナナキューとは、バナナを揚げて砂糖をまぶ串を刺したフィリピンの代表的なお菓子。これ1本で、P5。うちの配属先の敷地内にあるオフィスを4つほど回って、約20本は売れるみたいだ。ほんの1時間でP100を売り上げてしまう。


今や、毎日顔を合わせるので、やって来ると皆が「Hey! Saging boy!」と呼ぶ。
このバナナ少年、かなり無愛想なのだが、1本買うと「Thank you.」と笑顔を言ってくれる。毎日頑張って売りに来るので、腹が減っていなくても1本くらいなら買おうかという気になる。バナナキューの半分を少年にあげようとすると、「お母さんに怒られるから」と絶対に食べない。


サギング・ボーイよ、本当に良い営業先を見付けたね。
毎日3時のおやつ(バナナキュー)を、多くの人が楽しみにしているんだよ。

今は働かされるばかりだろうが、その健気さはいつか報われると思う。
どんな事情があるにせよ、いつか学校に行ける日が来るまで頑張って欲しいな。

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| セブ生活 | 2005/09/12 11:59 PM | comments (3) | trackback (2) |
2005/09/11
セブシティのあるセブ島と、空港や多くのリゾートがあるマクタン島とは、2本の橋で結ばれている。そして、そのうちの新しい方の橋(通称:New Bridge)は日本のODAによって建てられたことも有名な話である。

しかし、セブシティとマクタン島を結ぶ船があることは、あまり知られていない。
もちろん、地元のフィリピン人は皆が知っている交通手段だが...。

今日、マクタン島のラプラプシティに用事があったので、帰りは久しぶりに船を使うことにした。マクタン島側からはオポン(Opon)という所から船が出ている。10〜15分おきに1本出ており、料金はP9(ターミナル料金込)という安さ。マクタン島からセブシティまで、Vハイヤーを使ったり、ジプニーを乗り継ぐより安くあがる。

乗船時間は約15分。
左手にマクタンの自然が残る風景、右手に開発され始めているセブの風景と、2つの対照的な景色を眺めていたら、あっという間に到着してしまう。


船の中の様子


船の中から見るセブとマクタンとを結ぶ2つの橋

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| セブ生活 | 2005/09/11 11:59 PM | comments (2) | trackback (0) |
2005/09/10
3連休の中日。
特に予定はなく、過ごしている。

OJTの学生から、大学のイベント(日本で言う学園祭だろうか)に招待された。

CTS(College of Technological Science-Cebu)にて、学生達が主催する“Acquaintance Party '05”が夕方から開催されるらしい。フィリピンの大学の学園祭はどんなモノだろうと興味があったので、行くことにした。

雨が降りしきる中、大学に向かう。
OJT達は、学生でなくても誰でも参加できると言っていたのだが、どう見ても自分以外は全員CTSの学生。肩身の狭い思いをしながら、入場料P35を払い(ちゃんと金を取るのね)、キャンパス内に入る。中に入ると、音楽が聞こえ始め、近づいていくと大音量で鳴り響いている。そう、キャンパス内がディスコ会場になっていた。
音響設備も照明も、けっこう本格的でびっくり。


最初は見ていたのだが、一緒に参加しろと言う。
かなり抵抗したのだが、10分だけという約束で踊らされた...。



フィリピンの学生は若くてエネルギッシュ。
もう、ついていけません。

本当に疲れた。

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| つれづれ | 2005/09/10 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
2005/09/08
日本語教室決定」にも書いた通り、今日から『Basic Japanese Language Seminar』を開催することになった。

このセミナーの目的は、日本語会話を中心とし、文法や語彙力を付けていくものとする。平仮名・片仮名・漢字の読み書きのレベルまでは考えず、受業は英語で行い、日本語はローマ字で書くことにする。

テキストブックは、いつかこの日が来るだろうと思い、以前日本語教師隊員から1冊コピーさせてもらっていた。このテキストを頼りに、初回の受業のためのPowerPoint資料を作成した。

初回の内容は、以下の通り。
 ・日本語の背景
 ・日本語の発音
 ・平仮名について
 ・片仮名について
 ・基本的な文法
 ・挨拶
 ・挨拶の練習


作成した資料の一部

受業の開始は16:30を予定していたが、その時間になっても一人も現れず。実際、何人が出席するのかを把握していなかったため、もしかしたらゼロ人?と不安になる。でも、どうせフィリピノタイムだろうと思い直し、待機すること20分、徐々に人が集まってきた。受業を始めると用意していた20席が埋まってしまい、立ち見まで出るという始末。
ちょっと予想外の“ウけの良さ”に驚いた。

最初に日本語で挨拶し、授業中は「Sensei」と呼ばせることにした。

日本語の特徴を説明すると、次々に質問が来る。
中には答えに窮する質問もあったが、それには分からないとハッキリ言った。
挨拶の練習では、意味と発音を学ばせた後に、グループを作って演習をやらせてみた。


熱心にノートにメモする人や、遊び半分で参加している人もいたが、皆が楽しんでいるようだった。初回の受業としては、まぁ成功だろう。これから月に2,3回のペースで行うことを考えると準備が大変だが、今日の出席者の多さを見たら頑張らないとなと思った。


次回は2週間後。

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| その他活動 | 2005/09/08 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
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