OJT達の地元へ
2005/06/12
今回の受入OJTの学生達とは、かなり仲良くさせてもらっている。
これまでのOJTよりも、オフィス内の研修・講義以外で遊びに行くことも多くなった。自分のことをとても慕ってくれている。先月は、一緒にカラオケやディスコやボーリングに行ったりした。 そんなOJTから、またお誘いがあった。 今回受け入れている11名のOJTのうち5人は、セブ島の東に位置するレイテ(Leyte)島から来ている。夏休みの利用して、地元を離れここセブで2ヶ月の研修を受けていた。その5人は既に研修を終えて地元に帰っている。そこで、週末を利用して、他のOJTと共にレイテへ遊びに来ないかということだった。 そこで、OJTの学生3人と彼女達のボーイフレンド、そして同僚と自分の合計7人で2泊3日の旅行をすることになった。 行き先はレイテ島のPalompon(パロンポン)という小さい街。 初めてレイテ島に行くことになる。 セブシティからパロンポンまで深夜の直行船が出ており、金曜の夜出発・土曜の早朝着という予定を立てた。 フェリーの出航は午後10時。 オフィスから一度家に帰り、夕食を食べ荷支度をして、9時にアヤラで同僚と待ち合わせた。そこからタクシーで港へ。ビールを買い込み、フィリピンでは初の夜行船へ。予想していたよりも貧相な船...。エアコンも扇風機もなく、それ以前に部屋というものがなく、屋根はあるがデッキに2段ベッドを並べただけの状態。枕もブランケットもなく、固いマットが置いてあるだけだった。 まぁ、P190だから仕方ないか。 予定より20分近く遅れて出航。 ライトアップされたマクタン・ブリッジを通過。 既にビールを呑み始めていた。 トランプで遊び、結局1時頃寝ることにした。 暑いのと、明るいのと、寝心地の悪さになかなか寝ることができず、何も見えない海をずっと眺めながら横になっていた。おそらく寝られたのは2時頃だろう。 パロンポンへの到着は午前4時のはずだったが、何故か3時過ぎに到着。 結局、1時間しか寝られず…。勝手に到着時間を早められたものだから、迎えも来ておらず、電話で呼ぶことになった。しばらくしてお迎えが港に到着し、そのまま小さなレストランに向かった。ここで5時まで過ごす。本当に眠い...。 今日は、カランガマン(Kalanggaman)島に行く予定となっている。 5時にレストランから移動し、事前に用意してくれていた食事やビール・水・ジュースを運び、バンカーボートが来るのを待つ。しかし、予定していた船がどういうわけか来られなくなるというハプニング発生。他のボートをチャーターする交渉に時間がかかったようで、8時まで待たされる羽目になった…本当に眠かった。 カランガマン(Kalanggaman)島ツアーについては、次に書くとする。 夕方5時にパロンポンに戻る。 今日は、OJTの学生の家にお世話になる。 この街の中では、かなり立派な家。 お金持ちなのだろうか(本人は否定していたが)。 久々のホームステイな気分。 家族に「日本からのトレイナー」と紹介され、熱烈歓迎を受けた。 水を浴び、昼食の残りを持ってビデオケへ。 約2時間、カラオケに熱中していた(と思う)。 再び家に戻り、今度は目の前のビーチに行くことにした。 家の目の前がこんな素晴らしいビーチがあるなんて、羨ましい。 そこにシートを敷いて、ギターを持ち込み、至福の時を過ごす。 もちろん、ここでもビールは必須。 静かな夜に、波の音とギターの音だけが響いていた。 日曜日。 朝8時に起こされる。 朝食を家族と一緒に食べる。 その後、5人のOJTが通っている大学・PIT(Palompon Institute of Technology)を見学。まだ、休み中のため他の学生は誰一人として居なかったが、緑の多い大学だなという印象を受けた。小さな街にこれだけ大きな大学があるとは驚きだ。 その後、街をブラブラ。 家に戻り、昼食をご馳走になる。 その後、4時まで時間があったので、またビーチに出てのんびり。皆が海で泳いでいる間、寝転んでいたり、昼間からビールを呑み、話したりして過ごした。 4時にパロンポンに別れを告げ、オルモックへ。 6時半のSuperCat(高速船)に乗り、8時半にセブに戻ってきた。 けっこうハードスケジュールだったけれど、ずっと学生達と行動していた旅は色々な意味で刺激的で面白かった。また、近いうちに訪れたい。 |
大統領府令により
2005/06/10
先月も同じことがあったが、今月もまた突然の休日宣言が飛び出した。
6月9日(木)、フィリピン大統領府は6月13日(月)を特別休日(独立記念日の代替休日)とする旨の大統領府令856号を公布した。 6月12日はフィリピンの独立記念日で祝日。 そして、今年はこの日が日曜日。 おそらく、月曜日へ振り返るための休日宣言が出るだろうと思っていたが、日が近くなってもなかなか出ず、昨日になっても情報はまったく入ってこなかった。今回は休日にしないんだなと思っていたら、今日、職場に行ったら同僚に月曜日が休日となることを知らされた(昨晩、発令されたらしい)。 3連休決定。 来週、月曜日〜金曜日まで組んでいた5日間のトレーニングのスケジュールが変更になってしまった。このままだと火曜日〜土曜日の予定になる。土曜日に研修か...。 |
全裸で教育問題に抗議
2005/06/09
フィリピンの首都マニラで、全裸の若い男たちの一団が白昼堂々、政府への抗議の意志を余すところなく披露した。このパフォーマンス は、政府の教育予算が不十分だということを「あらわにする」という意味のもの。 全裸で抗議。 教育予算不足を「あらわにする」・「むき出しにする」という意味だとか。 ギャグ? でも、この発想がかわいい。 フィリピンの教育に関する問題は深刻である。 学校では5万室の教室、350万個の机と椅子が不足しているという。 学校自体が少ないだけでなく、家に学校に通うための金がなかったり、子供が労働力として小さい頃から働いているため、学校に通えない子供達が沢山いる実情もある。 これだけやって逮捕者が出ないとは、本当に緩い国だ。 それにしても、カメラに向かって足を広げる必要性がどこにあるのだろうか。これは、やりたいからやっただけだろうな。遺体を普通に放映するフィリピンのメディアでも、さすがにこれにはモザイクはかけたのだろうか...。 |
慌ただしき日
2005/06/08
今朝、セブのS隊員と待ち合わせてオフィスに行く。
S隊員が探していたファイルのダウンロードとプリントアウトをお手伝いする。こんなファイル、ネットに転がっているのかなぁと半信半疑だったが、意外にもたくさんのサイトが公開していた。 11時前であったが、ランチを食べようと日本食レストラン「呑ん気」に行くも、11時半からの開店だと言われる。30分待つのも暇なので、元隊員で現在セブの日系企業で働いているYさんの元へ遊びに(?!)行く。ここのオフィスを訪問するのは初めてなのだが、S隊員は何度も訪れたことがあるらしく、勤務中なのに堂々と入って行く。 実は配属先の同僚が、以前この企業で働いていたこともあるところ。社長に挨拶し、Yさんと久々に会い、同僚達に仕事の内容を聞いたりした。そして、先週映画館で無視してしまった子とも会い、何で気付いてくれなかったんだと文句を言われた...。 Yさんの昼休みが始まる12時まで居させてもらい、再び「呑ん気」へ。 昼なのに客で溢れている。 おそらく多くの駐在員がランチを食べに来ているのだろう。 豚生姜焼き定食を食す。 ここで、偶然にもJICA専門家と同期のH隊員と会った。 13時半頃、オフィスに戻ると突然呼ばれた。 ミンダナオ島ザンボアンガ市のある大学(名前は忘れた)から、約20人の学生がスタディー・ツアーで配属先を訪問しているとのこと。ちょうど会議室でプレゼンをしているところだから、「何か言ってくれ」と言われ、急遽参加。突然、学生の前に立たされ、自己紹介と現在実施しているプロジェクトを説明する羽目に...。皆の物珍しそうな視線が降り注ぐ・・・もうこんな役、嫌だ(でも断れないんだよなぁ)。その後、ラボを見学したいということで、ラボ内の設備とOJTへの研修内容を説明した。 15時からはマクタン島のラプラプ市にある高校の先生との打ち合わせ。 来月、高校生相手に5日間の研修を受け持つことになっており、その先生との顔合わせと、どんな内容を実施すればいいのか話し合った。まだ、研修までは時間があるので、こちらで5日間のスケジュールを作成して高校で確認してもらうことになった。 また、やることが増えたぞ。。。 こんな感じで、今日は資料作成できず。 17時過ぎにオフィスを後にし、18時から英語の授業に出席。 今日は何だか眠くて1時間半が長く感じた。 帰りに、Chowking(中華料理のファーストフード)で夕食。 慌ただしい一日だった。 |
停電が増えてきた
2005/06/07
6月になり雨期に入ったせいか、停電が増えてきた。
先週水曜日に職場復帰してから、毎日停電が起きている。 昨日は午後に2回。 共に10分程で復旧した。 今日は、午前中と午後に1回ずつ。 午前中の停電は1時間ほど続いただろうか。 配属先のオフィスでも、OJTを教えているラボでも、皆がPCを使用しているので、停電になったらお手上げである。さすがにオフィスのメインの2つのサーバにはUPS(無停電電源装置) が備えてあるが、それ以外のサーバや個人のPCは停電と同時にプスンと落ちる...。作成途中のドキュメントを保存していないと、そのまま強制終了。こんなのが1日に2回のペースで起きるのだから、ファイルの喪失やハードディスクの破損が頻繁に生じ、生産性がまったく上がらない。 当然ながら、エアコン・ファン・電気も消える。 暑い中、とにかく何もすることがなくなるわけだ。 こういう時は無理に何もしない。 話をしたり外に出たりして、復旧を待つ。 イライラしたり焦ったりしても、何も起きないのだから。 強制的な休息時間。 |