今週やるべきこと
2005/06/06
先週はマニラ帰ってきた後だっため、何となく過ごしてしまったが、やっと生活のリズムが戻ってきたように思う。いったい何日かかっているんだと突っ込まれそうだが...。
今日は月曜日。 現在のOJTの学生は、今週いっぱいで受入修了。 来週から新学期が始まるため、それぞれの場所に戻っていく。 今は与えている課題(小さなシステムの構築)を完璧ではなくとも、ある程度形に仕上げ、レポートを提出するとcertificateが与えられる。これで“単位”として認定されるらしい。 これが仕上がるまで、質問も多いので近くにいることにしよう。 そして、来週は配属先で進めている(目玉の)プロジェクトの一環で5日間の研修を実施することになっている。そのうちの1日半か2日間を受け持つことになったので、今日からパワポの資料を作成し始めた。役に立ちそうな過去の産物も見付かったので、何とかなるだろう。 これが終わるまでは、ひたすらデスクワークだな。 さて、OJTの学生達は、けっこう遅くまで頑張っているようだ。 最後の追い込みなのか、今日は夜7時になっても4人がなかなか帰らず、先に帰ったら悪いかな、先に帰りづらい雰囲気だよなと、久しぶりにサラリーマン時代の感覚を味わいつつ様子を伺っていたら、「Sir, 先に帰っていいよ」って言われてしまった...。 気遣ってくれてありがとう。 さっさと帰ってきてしまいました。 |
日本から受けた連絡
2005/06/05
昨日、突然日本の友人がからメールが来た。
(仮にこの友人をX氏としておこう) X氏からメールが来ることは珍しいことではないのだが、ここ最近連絡を取っていなかった。そして、久しぶりに来たメールには、「明日、17年度春募集の一次試験を受けに行って来る。」と書いてあった。 へっ?!あまりにも予想だにしなかったことに、驚いた。 今日は、青年海外協力隊・平成17年度春募集の一次選考の日らしい。 X氏から、協力隊に興味があるなんて聞いたこともなかったし、そんな考えをもっていることすら知らなかった。色々メールで聞いたみたところ、自分がきっかけで青年海外協力隊の詳しいことを知り、色々調べているうちに興味を持ちだし、真剣に応募を考えることになったらしい。 何となく複雑な心境になった。 応募理由は人それぞれだけれど、生半可な気持ちじゃないといいが...。 自分の場合は、平成15年度春募集だったからちょうど2年前になる。 2003年6月8日、期待や不安が入り混ざった心境で慶応大学の三田キャンパスで一次選考を受けた。やるだけのことはやっていたので、一次選考では落ちることはないと思っていたものの、もし試験の出来が悪かったり健康上の理由で不合格となったら、協力隊になるには「縁がなかった」と諦めようと思っていた時だ。 実際は合格して、いま、こうしてフィリピンにいるわけだが...。 もし、不合格となっていたら、自分の人生はどう転んでいたんだろう。 |
Star Wars
2005/06/04
『STAR WARS: Episode III - Revenge of the Sith』を見に行った。
フィリピンでは、2週間前から上映されているのだが、しばらく任地を離れていたため見る機会がなかった。上映から2週間も経つのに、まだまだ人気の映画である。 この「STAR WARS」シリーズ、エピソード1は数年前に見たことがあるが、エピソード2はあったことすら知らなかった。いつの間にか上映され、いつの間にか終わっていたことになる。まぁ、日本にいた頃は映画にはあまり興味がなく、デートの時に“やっぱり流行りの映画見ておくべきでしょ”という感じで行く程度だった。年に2,3本しか見ていなかったと思う。 ということで、前作を見ていない分、今回のエピソード3の内容が分かるだろうか...と、思っていた。しかも、映画を見る前にジュースを買っている時、同じセブの先輩隊員・S隊員にばったり会い、今まさに映画を見てきた後だと言う。そして、内容はけっこう難しいらしい。 日本ではまだ上映されていないらしいので、ストーリーについては触れないでおこう。 が、正直内容がよく分からなかった...(2度見ればもっと分かるかな)。戦闘シーンばかりが目立つように思う。そして、さすが「STAR WARS」、映像は美しさと迫力は他のどの映画よりも素晴らしかった。大きなスクリーンのある会場の中段に座っていたため、映像に引き込まれた。 上映時間は2時間26分。 後半は、寒すぎて震えていました。 |
職場呑み再び
2005/06/03
今月から、配属先の親の機関であるDOST(Department of Science & Technology:科学技術省)が通常通り、週5日勤務制に戻った。4月・5月は週休3日だったのだ。ちなみに、配属先はこういう理由で、週休3日にはならなかった。
今日がスタッフにとっては、久々の金曜日勤務。 そして、彼らが帰ってきたことにより2ヶ月間開催されなかった金曜日恒例行事が再開された。しかも、その準備を昼頃からしていたらしい。 久々だから、というのもあるのだろうか、今日は3時半に呼ばれた。 行ってみると、3時半なのに既に卓球大会が始まっていた。 しかも、オフィスの敷地内で堂々と勤務時間内にめっちゃ騒いでいる。 一人P50を出し合って、担当の者がご飯・バーベキュー・ビールを買い込んでくる。そして、昼から準備していたダックの焼き物も出された。卓球をしながら、ビールを呑み、時間が経つにつれて人数も増えてくる。午後5時には酔っぱらい始め、ビール追加のためさらにP50を徴収。日が暮れると卓球は終わり。男性陣だけが残り、ビールを呑みながらバカ話をする。 こんな時間がけっこう好きである。 (たまに用事があると断り辛いのだが...。) 昼間から呑んで、たわいもない話で盛り上がるこの空間。 結局、お開きになったのは、夜11時だった。 |
自殺について比較
2005/06/02
こんな記事が目に留まった。
−04年自殺者まとめ 依然3万人超・経済苦原因7900人−日本の自殺率は世界ワースト10らしい。 世界トップクラスの経済大国である日本のこの自殺の多さは一体何なのだろう。 1年間に32,325人。 1日平均88人が自ら命を絶っていることになる。 経済大国であり、自殺大国でもある日本。 一方、ここフィリピンではどうか。 フィリピンでは、宗教的に自殺が認められておらず、人々の意識の中にも自殺志向が存在しない。世界で最も自殺者が少ない国の一つに入ると言われる。 フィリピンでは、人口の4〜5割が貧困層に属している。 貧困とは、「人間の基本的なニーズ(教育・仕事・食料・保健医療・飲料水・住居)を満足させるに足る十分な資源が不足している状態」をさす。単純計算で、約4000万の人々が貧困にあえいでいることになる。 そんな事実を知ってか知らずか、フィリピン人々は皆明るく幸せそうである。上述のような状況でも、以前見たことがある何かのアンケート結果で、「あなたは現在幸せですか?」という質問に国民の80%前後が“YES”と答えていた。これは世界でも希に見る数字とのこと。つまり、どんなに貧しくとも幸せなのだから、死ぬことなんて考えるわけがないのである。 日本で経済問題を理由に年間約8千もの人が自殺をするというのは、驚くべき数字である。フィリピンと比較すると、信じられない事実でもある。 経済格差では日本の方が遙かに上である。 日本の「モノの豊かさ」・「社会の便利さ」は世界に誇れる。けれど、なぜ自殺者がここまで多いのか。それは混沌たる社会の中に、「しあわせ」があまりないからであろう。少なくとも、現在の日本とフィリピンを比較すると、フィリピンの方が「豊か」に感じる時が多々ある。 昔、ある知り合いのフィリピン人からこんなことを言われたことがある。 「フィリピン人は世界で一番幸せな国民だけれど、日本人は世界で一番不幸だね」 もちろん日本の良い点だって沢山あるし、当然幸せな人々も沢山いるだろう。でも、国全体・国民全体と一括りにして考えると、この発言はあながち間違っていないのかもしれない。 “世界で一番不幸”は言い過ぎだろって反論したくなるけどね。 |