気持ち新たに
2005/06/01
6月。
着実に時は流れている。 残りの任期・・・10ヶ月。 気持ちも新たに、配属先に行った。 実に18日ぶりのオフィス。 久々に同僚と会い、握手を交わす。 バナウェ(Banaue)で大量購入しておいたお土産を一人ずつ配り、午前中は隊員総会の話や旅行の話をしているだけで過ぎた。同僚の中で、バナウェに行ったことがある人は一人もいない。マニラですら2,3人しか行ったことのない中で、今回の旅のルートをありのままに報告することに抵抗を感じ、少し端折ってしまった…。 色々、気を遣うわけです。 お土産のコイン入れや携帯電話入れ。 フィリピンの学校では、そろそろ夏休みが終わる。 大学も6月3週目から新年度が始まるということで、OJTの学生達も半分くらいは研修を終えていた。今日来ていたOJTは4人だけ。今やっているプロジェクトが終わり、修了通知を与え次第、ここを去って行く。 そして、新しい次のOJTの学生が来るまで、当面のやることはなくなる。 つまり、暇になる。 ゆえに、何でもしていいことになるので、何かを考えよう。 |
2週間ぶりに任地へ
2005/05/31
隊員総会&北ルソンツアーを終え、約2週間ぶりに任地に戻ってきた。
セブに赴任してから、任地を離れた期間としては最長である。 セブ・マクタン空港に到着し、車(空港で職場の知り合いに遭遇したので乗せてもらった)で家に向かっている時は、懐かしさと同時にホッとした感じがした。やっぱり任地は落ち着くなと思った。 家に入る際、何か盗まれたりしていないだろうか、虫が大量発生していないだろうか、と不安だったが、特に何の被害もなかった。(ヤモリかゴキブリの)糞が大量に転がっているだけだった。 北ルソンの旅は、移動が大変だったが、素晴らしい光景で出会えた。 山岳地方では景色もそこにいる人々も他の地域と異なり、驚きや感動の連続。 予定では日曜日に戻ってくるはずだったが、移動の関係や旅先での居心地の良さも手伝い、結局2日も旅行を延長してしまった。念願の北ルソン、せっかくの機会ということで、ゆっくり廻ることができたと思う。 配属先には帰りが遅れることを連絡したから大丈夫(なはず)である。ちゃんとお土産も同僚の人数分買ってきたので、問題なし(のはず)だろう。 復活したデジカメで写真を沢山撮ってきたので、時間とやる気があれば後日公開したいと思います。それに先立ち、3枚ほどココに載せておきます。 「世界8番目の不思議」と呼ばれるバナウェ(Banaue)のライステラス 世界遺産に指定されている こちらも芸術的なバナウェ(Banaue)のライステラス スペイン風の古い街並みが残るビガン(Vigan)歴史地区 世界遺産に指定されている 道中、バギオ(Baguio)で、そこにいる隊員と夕食を共にした以外はずっと一人。 バスでの移動もさることながら、夜も夕食後(それも7時頃から)は何もすることがなかったので、この旅の間に隊員ドミトリから持ち出した5冊の本を読破してしまった。 ・亜細亜ふむふむ紀行/群ようこ |
マニラを想う
2005/05/30
マニラには、隊員総会時と旅行直後の合計8日間滞在した。
半年ぶりに訪れたマニラで感じたことは、“やっぱり都会だ”ということ。 いくらセブが都会とは言われても、あんな高層ビルが立ち並ぶマニラと比べたら雲泥の差である。 特に、JICAフィリピン事務所や隊員ドミトリがあるマカティ(Makati)は、メトロ・マニラの中でも中枢に位置し、高級ホテルや巨大ショッピングモールが建ち並んでいる。スーツを着込んだビジネスマンがアタッシュケースを片手に闊歩している光景を見たときは、「ここはフィリピンか?」と目を疑った。 秩序立てを無視し、発展・開発されたマニラという都市の姿に違和感を感じずにはいられなかった。 今月からJICA Philippine Officeが入っているビル。 ここは東京ですか? Officeのテラスから、マニラ湾を臨む(曇っているけど)。 そして、総会中にも書いた通り、エンゲル係数がもの凄く高くなるのもマニラにいるからこそである。マカティ(Makati)には日本食をはじめとする様々なレストランが軒を連ね、自然と財布の紐が緩んでしまう。久々に会う隊員と呑みに行くというのもあり、美味しい食事をたくさん食べてきた。 まずは、YOSHINOYAの牛丼。 到着した直後も含め、3回も行ってしまった…。 ショッピングモール内のお洒落なタイ料理レストラン。 有り得ませんです。 1杯P85もするSTARBUCKSのカフェラテ。 今、考えると何てもったいないことをしたんでしょ。 コンビニエンスストアだってある。 ミニストップやセブンイレブンが24時間営業している。 そして、日本食レストラン。 これは、豚キムチ定食のランチメニュー(P220)。 たまの贅沢。 マニラは、誘惑が多い街でした。 |
北ルソンツアーへ出発
2005/05/21
隊員総会が昨日、終了。
今日は各隊員が任地に戻る移動日であるが、旅行の計画のエントリにも書いた通り、今夜から旅立つ。 1週間で、北ルソン(ルソン島北部)の旅を予定している。 ルートは、マニラ(Manila)−バナウェ(Banaue)−サガダ(Sagada)−バギオ(Baguio)−ビガン(Vigan)−マニラ(Manila)。この工程も天候や自分の気分次第で変わるかもしれない。何と言っても、移動時間が半端なく多い。移動で疲れる旅になりそうだ。 当初はマニラからバギオに向かう予定だったが、地図と睨めっこして最初にバナウェに向かうことが良いと判断した。マニラ〜バナウェ間の直通バスが現在は1つしかなく、事前にチケットを購入する必要があるので、水曜日にバス・ターミナルに行っておいた。すると、出発時間は午後10時で、バナウェ到着が翌朝の7時。夜の移動するということは、朝から行動できるので旅には好都合だが、果たしてバスでちゃんと睡眠がとれるだろうか...。 今は、夜10時の便まで待機中。 8時頃にドミトリを出て、バス・ターミナルに向かおうと思う。 これから、スーパーで水やスナック、ドミトリで本を用意しようと思う。 9時間のバス移動後は、バナウェに到着する。 明日はバナウェの町から世界遺産に指定されているライステラスを観光し、それからジプニーで移動後、山道を2時間歩いた所にある宿に泊まろうと考えている。世界遺産を背に宿泊できるらしい。しかも、宿泊費がP50とコーヒーよりも安いんだから驚きだ。 おそらく最初で最後になるであろう、北ルソンの旅。 これから行ってきます。 |
マニラより
2005/05/19
隊員総会のため、月曜日からマニラに来ている。
今回は日程的にかなりの予定があり、月曜はマニラに上がって終わり。火曜日は朝9時半からの健康診断のみ(視力が急激に落ちていたことがショック)。水曜日は午後4時からのコンピュータ技術隊員のミーティングのみ。昨日までの3日間は、久々のマニラの街を歩いたり、食事をしたり、隊員ドミトリにある漫画を読んだりと、のんびり過ごしていた。 総会自体は今日・明日と行われる。 今日は大した議題・議論はなく、すんなり終わり。 二日酔いで、体調は最悪だったが...。 これから隊員によるボーリング大会が行われ、夜は専門家交流会に参加する。 予想通り、財布の紐が緩んでます。 マニラに来てすぐ「YOSHINOYA」の牛丼、翌日の昼食は「新宿ラーメン」で塩ラーメン。日本食居酒屋にも二晩連続で行き、美味しい日本食を値段なんて気にせず食べてしまった。楽しみにしていた吉牛は、やっぱり旨い。マニラに来たら必須だ。 さらに、どうしてこういう気持ちになるのか自分でも分からないが、セブでは一度も行ったことがないSTARBUCKSでP85のコーヒーなんぞ飲んでしまう。 マニラに長居したら、本当に浪費してしまうな。 でも、半年に一度の贅沢だし、構わないかな。 |