Danao Cityへ旅行
2005/02/13
同僚とDanao cityのリゾートに旅行に行った。
同僚4人と子供を含む一家、合計8人。 場所はセブから北に、ジプニーかバスで1時間ちょっとの所にあるDanao。当初は日帰りの予定だったが、急遽1泊2日に変更になった。これまで、同僚と遊びに行ったりすることはあったが、泊まりイベントに参加するのは初めて。このことを、ある隊員に話したら、「うちの配属先はおばちゃんばかりで一緒に行動することがない。TKのところは若い人がいて仲が良くていいなぁ。」と言われた。確かにうちの配属先はとても仲がいい。上の3人の上司クラスを除いたら、皆歳も近いし。 昨日までの歯科治療ボランティアの疲れが全く抜けておらず、一日中ダルかった。場所は小さなリゾートで、海もキレイでプール付きでとても清潔感があったが、さすがにココには外国人観光客は居なかった。 昼過ぎから泳いだり、子供の相手をしたり、寝たりして過ごす。 夕方には一家が帰り、4人(男女2人ずつ)が残った。ここから、フィリピン式の過ごし方を学ぶことになる。てっきり2部屋借りるものだと思っていたら、一部屋(ダブルベッド)にエキストラベッドを付けて男女別れて2人ずつ寝るというもの。これで、1泊4人でP950という安さ。 夕飯はちょっと奮発してリゾート内のレストランで食べるかと思いきや、外に出てトライシクルで移動...市内の屋台に行きBBQを食べる。夕飯一人P30也。帰ってから部屋で軽く呑もうと話していたが、昨日からの疲労で22時前に寝てしまった...。 日曜の朝。 起こされると既に朝食の用意がしてある。何と家から持参した湯沸かし器とインスタントコーヒーがあり、食事は昨日買ったパンとクラッカー。一人P10也。 チェックアウトの12時まで泳いで、昼過ぎにセブに帰ってきた。 日本人同士ではあまりしないと思うが、リゾートでの節約の仕方と図太さを見ていて楽しかった。そんなことまでするんか〜って。でも、海やプールを満喫するには何も問題はない。おかげで、かなりの安さで1泊旅行、しかもリゾートを味わえた。 [写真:海をバックにバックの記念撮影、右端が筆者] |
Free Dental Clinic二日目
2005/02/11
KADVOが活動する無料歯科クリニックの二日目。今日もオフィスを休んで活動に参加。
今朝はKADVOのご好意で、団員が宿泊しているMarriott Hotelの朝食を食べさせてもらった。けっこう近い所に住んでいるのに、一回も入ったことのなかったMarriott Hotelでバイキング!こんなもの滅多に食べられない隊員達、悶絶。 美味しい朝食で腹も満たされ、昨日と同じ小学校へ移動する。 昨日の最初の頃は、抜歯室に入るのが億劫だった。学校の教室の椅子(日本のように寝てではない)に座って麻酔を打ち、歯を抜かれる...横で抜歯される子を見て不安そうな顔をする子供、抜かれた自分の歯を見て不思議そうな顔をする子供、麻酔を見ただけで泣き出してしまうのを大人3人掛かりで羽交い締めにされる子供。歯医者が苦手でそれを見るのが嫌で、協力隊合格後に親知らずを2本抜いた時の痛みを思い出しりしてしまった。でも、何十人・何百人という抜歯の光景を見ているうちに慣れてしまった。 予定より遅れて16:30に終了。 何と、二日間で1,550人の治療を行ったらしい。 日本から持ち込んだ数々の機具・機材を片付けて、子供達に見送られる中、小学校を後にした。「あの子供達の笑顔を見ていると、来て良かったと思う。来年も来たいな。」という一人の歯医者さんが発した言葉が全てを物語っていると思う。 夜は、ゴルフ場内の施設で豪華夕食会。 何人かの歯医者さんと話すことができた。隊員が感じるフィリピンの実情をこちらが話し、日本の歯科事情や今回の活動のことなどを聞かせてもらった。正直、日本の歯医者さんに対して固定概念を抱いていたが、そういった安易で自分勝手な考えが変わった二日間だったように思う。 人の役に立つこと、人を喜ばすことの醍醐味を微力ながら味わせてもらった。来年の2月も機会があればぜひ参加させてもらいたい。 [写真(左):消毒済の機具は紙皿の上に] [写真(右):いつも笑顔で元気な小学生] |
無料歯科治療ボランティア
2005/02/10
今日から2日間、神奈川海外ボランティア歯科医療団(KADVO:Kanagawa Alliance of Dental Volunteers Overseas)という歯科医団体のボランティア活動があり、オフィスを休んでお手伝いをする。
この、KADVOは、今回で22回目、つまり22年間もセブの貧困地域を中心に無料歯科治療や虫歯予防指導を行っており、日本から多くの歯医者・歯科技工士・歯科衛生士さんが来る。今回も総勢50名近い歯医者さん達が日本からセブに来ていた。フィリピン人歯医者さんも含めて80名近い体制であった。 JICAとは一切関係ないのだが、数年前からセブ近辺の隊員がお手伝いしているらしい。初日の今日は4人の隊員が参加し、通訳や誘導、その他何でもサポートすることになった。自分の役割は機具の消毒と、それらの運搬。 朝から夕方まで立ちっぱなしで、動きっぱなしでとても疲れたが、周りを見ているとそんなことは言ってられない。何せ、歯医者さん達も扇風機が1つしかない暑い教室(会場は小学校)で、充填や抜歯をしているのだ。それを一日中…。よほどの集中力がないとできないだろう。消毒をし終えた器具類を充填室や抜歯室に運ぶのだが、抜歯する子が異常に多い。時間や機材の関係で一人1回の治療に限られていることもあると言うが、抜歯する程の虫歯を持った子がこんなにも沢山いることに驚いた。確かに、歯医者に通院するには高い治療費が必要と言うし、こういう貧困地域の子たちは虫歯になっても放置するしかないんだろう。周辺の大人達ももちろん対象なのだが、ある歯医者さんが「おばちゃんの歯を1度で4本も抜いた」と聞いた時は唖然とした。永久歯を抜かないといけないほどの虫歯だったらしい。 昼休みと帰り際は子供と交流。 こんなにも頑張る歯医者さん達を見て、これこそ“ボランティア”だなぁと思った。我々協力隊がしている活動より、こういうことの方が必要なのかもしれない。そういう人達と関わりを持てて、こちらも楽しかったし勉強になった。 夜は総勢約100名夕食会。 タダで参加させてもらった。 明日も頑張ろう。 [写真(左):学校の教室で歯の治療する歯科医師ボランティア] [写真(右):抜歯させられる女の子] |
Web Project ほぼ完了
2005/02/08
プロジェクト・リーダーを任されていたWeb Projectが2つ同時にほぼ完了を迎えた。まだ、完全に終了というわけではないが、クライアントに提示して了承は得ている。これから、独自ドメインを取得し、細かな修正点があれば吸収するつもりだ。
プロジェクトをマネジメントする立場として、今回は配属先のスタッフではなく、OJTとして研修に来ている学生を使うことになっていた。毎日来る学生もいれば、授業とのかみ合いで週に2,3回しか来ない学生もいる。そんな中、自分の拙い英語で指示を与え、クライアントと連絡を取り、変更点があれば再び指示を促す。これが、なかなかうまくいかず、自分で手を加えたり修正した個所もあった。でも、これじゃ、自分のためにも学生のためにもならないということで、〆切(納期)を過ぎるのを覚悟で軌道修正。まぁ、幸いここはフィリピンなので〆切を守れなくても、笑って済む。 昨年末から1つのウェブサイトの構築だけであったが、1月末に急遽別の案件が飛び込み、今日まで約2週間2つのプロジェクトを並行して進めていた。先にも書いた通り、自分で手を加えることを我慢するのは疲れるし、学生の作業の進み具合にイライラしていたのも事実だ。 でも、何とか終えることができた。 システム、ソフトウェア、そしてプログラミング、共通して“目に見えない部分”が多く、あまり実感がわかなかったであろう学生達が、“ウェブサイトをデザイン&構築する”という、成果を目で確かめることができたのはとても良い勉強になったと思う。そして、自分も勉強させてもらった。学生達に何でも奢ってあげたいくらい嬉しい気分だ。 これで、ウェブサイト構築以外のプロジェクトに集中できる。 ちなみに、出来上がった作品はこちら↓。 ●Bureau of Fire Protection 前者は消防署のウェブサイト。 後者はコンサル企業のウェブサイト。 日本から見ている人でも、何かコメントがありましたら受け付けます。お褒めの言葉・辛口のコメント、何でもどうぞ。自分にも学生達にもフィードバックしようと思います。 [写真(左):Web Projectその1のトップ画像] [写真(右):Web Projectその2のトップ画像] |