明日からマニラ
2004/11/22
明日から今年2回目の隊員総会。
フィリピン全土に散らばる約80名の隊員がマニラに集結する。 久しく会っていない同期隊員にも会うことができ、初顔合わせの隊員ももちろんいる。総会・報告会以外にも様々なイベントが盛り沢山で、前回は大学のサークルの合宿のような印象を持った。マニラへは自ら行こうとは思わないが、隊員の公式行事でJICAが交通費を支給してくれるなら喜んで行く。 今、総会期間中に2つのやりたいことがある。 1つはマニラにある場所で、前々からどうしても行きたかったのだが、場所が分からず、最近になって場所が特定できたところ。あともう1つは生活に必要かつ欲しいモノを持って返ってくること。総会中は何かと忙しいが、時間を作って2つともやってこよう。 今回は健康診断と予防注射がある。 フィリピンに来て初めての健康診断。これまで大きく体調を崩したことはないが、日本とは違う環境にいると、自分の気付かないところで体に異変が生じる場合があるらしい。悪い結果が出なないといいが…。 |
呼び出され
2004/11/18
いつも通りに6時頃に仕事を切り上げ、いつも通り家に帰る前にAyala Centerに寄る。アウトドアショップや本屋でぶらぶらし、何も買わずに家に向かった。とりあえず食材は冷蔵庫に色々あるので、何を作ろうかと考えていたところ、同僚からtextが来た。
「これからAyala Centerに来ないか?」 今、そのAyalaから帰ってきたばかりなのに...。 徒歩10分だけど、また歩くの面倒くさいとか思いつつも、まだ料理の準備もしてなかったので、すぐにAyalaに向かうことにした。US Peace Corp.のJustinも来ており、全部で4人。夕飯だというのに自然にファーストフードに向かい、その後2時間ほどAyala内でビールを呑んだ。そういえば、いつも呑むサンミゲールビールとは違ったビールだったな。名前は忘れたけど。 最近、付き合い良くなったなぁ、アコ。 明日はオフィスに日本人が来るらしい。 どこの誰かは分からないが、「Japanese government から来る」ということだけは聞けた。最近、10時とか11時にオフィスに行くことが多いので、9時に行くのはちょっとした気合いが必要。 |
原因は線路盗難?
2004/11/17
先週、ルソン島で列車脱線事故が起きた。
現地のニュースを見ていると、驚くべき事実が...。 関連記事(一部抜粋)↓ 12日未明、フィリピン・ルソン島南部のケソン州パードレブルゴス町付近で、フィリピン国鉄の列車(8両編成)が脱線、4両が約12メートル下の川に転落した。この事故で少なくとも乗客12人の死亡が確認され、約160人が負傷した。<BR>現地メディアは、付近で販売目的にレールを盗む事件が相次いでいたことから、今回の事故現場でも線路の一部がなくなっていた可能性があると報じた。フィリピンにも夜行列車があったことを初めて知った。 そんなことはおいといて、 12人の死者と160人の負傷者を出した列車脱線事故、どうも事故原因は速度超過ではなく、レールの盗難らしい。いくらリサイクルが生活に浸透しているとは言え、使っている線路を勝手に外して売買するとは…閉口せざるを得ない。 誰がどう見ても明らかな人災。それについて、捜査が全く捗っていないとのこと。 レガシピ発マニラ行きの列車だったらしく、真っ先に頭に浮かんだことが、“まさか隊員が含まれていないだろうか”、“日本人は乗っていたのか”という身勝手な発想。結局、日本人の被害者はいなかったみたいだが、この時、既に解散したイエモンの「JAM」(歌詞はココ)という曲を思い出した。日本人にさえ被害がなければ、他の人が不幸でもいいのかという、皮肉が込められたメッセージである。 もちろん、協力隊に参加する前の自分だったら、日本人の安否にしか興味がなく、事故に遭った人々に対してどんな感情も持ち合わせていなかったであろう。でも、海外で暮らしてそれなり月日が経つと、今までなかった感情が生まれてくることに気付いた。それは、フィリピンで起きた事件だけでなく、世界中で起きている事件にである。これは自身が変わった証なのだろうか。 あ、ふと、スターリン・プレジネフ・ゴルバチョフの有名なジョーク「三人の書記長の違い」も思い出したりもした。 |