バンタヤン6日目
2006/02/20
「 APT ICT Development Programme for Supporting ICT Pilot Project in Rural Areas」プロジェクト6日目。
昨日で、当プロジェクト(フェーズ1)の実作業は終了したので、今日は予定通りワークショップが開催される。ワークショップの対象は学校の先生と町役場のスタッフ達で、プレゼンを行うのはKDDIの方、早稲田大学院生、フィリピン大学セブ校の先生である。 ワークショップの様子 このワークショップの中で、会場となる町役場とワイヤレスLANを導入した小学校2つを結んでビデオチャットを披露するデモンストレーションを行うことになった。素人である参加者に構造や仕組を説明しても理解してくれないと思うので、実際にビデオチャットで遠隔とやり取りができることをその場で見てもらうのは効果的だろう。 ビデオチャットに対するリアクションは良かったです このビデオチャットを行うために、自分とS隊員が2つの小学校へそれぞれ派遣されることになった。場所は3日前に訪れたSilion Elementary School。実は、この小学校はネットワークの端にあり、途中に1つでも障害が発生すると繋がらなくなる。しかも、これまでに導通の確認が一度も取れていない。ぶっつけ本番である。 小学校までに道のりは長い 不安を抱えたまま先生達に挨拶をし、PCを立ち上げる。 ネットワークを確認すると、何とか繋がっている状況。 ワークショップ会場のバンタヤン町役場へSkypeで呼び出すも、音声は途切れ途切れ聞こえるのだが、相手側の映像を見ることができない。Net Meetingに切り替えても症状は同じ。30分程接続を続けてみたが、デモンストレーションは成功とは言えなかった(しかし、町役場に戻って聞いた話だと、町役場からは映像がはっきり確認できたそうだ)。でも、S隊員が行ったSulangan Elementary Schoolはうまく会話ができたらしいので、安心した。 仮に、両拠点ともにデモが失敗していたら、目も当てられなかっただろう。 こうして、無事にワークショップは終了。 まだ3時半頃で夕食まで時間があったので、H隊員宅に戻ってビールを呑みながらまったりと過ごす。本当は泳ぎに行きたかったのだが、家に戻ったらダれてしまった...。 夜はこのプロジェクトに関わったほぼ全ての人が集まり、夕食会。 フィリピン料理のレストランなのだが、安くて本当に美味しい所だった。 その後は、現地のビデオケがあるバー(?!)に行ったが、眠くて辛かった。 フィリピン人スタッフ達はビデオケで盛り上がる 長いバンタヤン滞在も明日で終わりだ。 【関連エントリ】 ●APTプロジェクト ●今日からバンタヤン ●バンタヤン2日目 ●バンタヤン3日目 ●バンタヤン4日目 ●バンタヤン5日目 |
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